Eternal Songs Kaleidoscope 佳曲萬華鏡
Careful 9 &… : Oh Susannah / Neil Young & Crazy Horse /// Venus / The Shocking Blue
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というわけで、前々世紀半ば、Billboardすらなかった頃、此の世に生まれた曲ですからね。誰の歌ったものが最もヒットしたとかいう事はわかりません。そもそもが世界中で最も良く知られるアメリカン・ミュージックのルーツ的作品をもってして、オリジナルがどうなんて話自体ナンセンスですし。
とはいうものの、それはそれとして、“Oh! Susanna”が‘ヒット’・ランキングのトップ10なるものへ初めてのっかったのは、1924年の夏の盛り。1896年8月23日、米カンザス・セント・ジョージ生まれのヴォードヴィリアンにして、ウクレレを弾くシンガー・ソングライター、ラジオ・パフォーマーのパイオニアとして知られる、ウェンデル・ホールが、コーラス・グループのシャノン・フォーとレコーディングしたものでした。
そして次にその姿を現わしたのが、’55.12.10付のBillboard。デンマークのドン・チャールズのプロデュースの下、リード・ヴォーカル(?)のドリーを始め、パール、シーザー、キングらからなる吠犬四重唱団、ザ・シンギング・ドッグズ(ズバリそのまんま)によるノヴェルティ・ヴァージョンですね。米国中が浮かれるホリデイ・シーズンの間、(たぶん)パーティーなどで‘笑い’をとる曲として売れ、Best Sellers In Storesランキングで最高第22位(Top100で最高第37位)に上るヒットとなっています。
と……まァ、記録上のヒットはそれくらいなんですが、記憶上のヴァージョンの数は計り知れないものがあり。
アル・ジョルスン、ピート・シーガー、コニー・フランシス、ジ・オークリッジ・ボーイズ、ザ・バーズ、ジェイムズ・テイラー等枚挙に暇がありません。
Al Jolson
The Byrds
James Taylor / Johnny Cash
<つづく>
