ちっちゃくてかわいらしく、とってもいいコにみえたのを覚えています。歳は私のほうがずっと下だったにもかかわらず。そんなファースト・インプレッションは、いつまでたっても崩れませんでした。
デイヴィー・ジョーンズ……アクター/シンガーとしてもてるキャリアは、1966年の秋以降、音楽界を驚異的にゆるがしたTVショウの”バンド”で始まったわけではありません。しかし、全世界で彼がスポットライトを集めたのはそのヴォーカリストになってから、でした。唯一人の英国人として。
ザ・モンキーズ。
ドラマのためにつくられたバンドだったがゆえに、耳の無い輩からは音楽的に認められないなどという、とんでもない憂き目にあったりも。しかし、当時米国内にあってかくまでしっかりかたちづくられた音楽性とキャラクターをもつポップ・ロック・バンドも稀でした。そしてその要となったものに彼らそれぞれのヴォーカルの力があったのです。デイヴィーの甘く夢心地で時にせつない歌も、然り。
ドリーミーなタッチの曲、なかんずくスウィートなラヴバラッドを歌わせるなら彼と決まっていました。愛を囁く語りだけ、ただそれだけで聴かせてしまう曲もあるほどです。そんな曲、誰だって歌えるものではないでしょう。
1967年、ドラマをみてからの3年くらい、ザ・モンキーズを1回もターンテーブルにのせなかった日はありません。私にとっての初めてのスーパー・アイドルでした。
どうか、やすらかな旅を……Manchester Cowboy Monkee Dream Believer
David Thomas “Davy” Jones (1945.12.30 Manchester, England – 2012.2.29 Florida, U.S.A.)
I Wanna Be Free
I’ll Be True To You
The Day We Fall In Love
Hold On Girl
A Little Bit Me, A Little Bit You
Forget That Girl
Shades Of Gray
Early Morning Blues And Greens
Star Collector
Daydream Believer
Dream World
We Were Made For Each Other
The Poster
Valleri
It’s Nice To Be With You
Someday Man
If I Knew
French Song
So Goes Love ……and so on
to davy, my english hanuman
RIP DAVY JONES
when you were a simple monkey
asked to deliver a single bud,
you brought a field of asian amber flush.
your unbridled devotion
thrust you to monkey god.
now, you divinely intervene
and bring me messages of him.
i find him in a soup kitchen
baking apple bread in a
t-shirt depicting two quarreling
monkeys captioned,
“double talk.”
he loves me and focuses on
monkees rerun marathons
late into the night preserving
our chaste, intimate love.
tonight’s virgin viewing is
in your honor
and cinematic eulogy,
davy.
humming your swanee river,
i shiver with relief that
my heart no longer attacks.
thank you,
for the anthem bouquets
of my youth.
ドン・コーネリアス、ホイットニー・ヒューストン、そしてデイヴィー。今年は本当に辛い事が続きますね。皆一緒に同じ時代を生きたことの証がこんな形で現れるのかと……
我妻さんがお作りになった「デイヴィーの歌だけ集めた」アルバム、また聴きたいです。もちろん、ミッキーのも。
お久しぶりです。
その昔、デイヴィーの大ファンだった姉と一緒にモンキーズのLPを良く聞きました。
いい曲がたくさんありましたが、特に表題の It’s Nice To Be With You は繰り返し聞いて、甘いボーカルに夢見心地となったものです。可愛らしくて、どこかさびしげな雰囲気もある素敵な人でした。
音楽活動を続けていると知って喜んでいたのに、66歳なんて早すぎます・・・。