音楽聴くのなんかどんなカタチで聴いてもいいようなものですが、ヴァイナルが1番! と想ってしまうのは、ヤッパ年くっているからでしょうか? でもそうとばかりはいえないようで。どうも、英国内のヴァイナルの売上数が年1,000,000セットをクリアしそうだとかいう話。
BPI/Official Charts Companyのしらべによると、2014年の第3クォーター終了時で 800,000セット近く売り上げているらしく。すでに2013年の年間総売上780,674セットを上まわったとか。最重要なホリデイシーズンを残してのそれはもう、1,000,000マークを射程内にいれたとみられるとの事。
いずれにしろ、2011年337,000セット>>>2012年389,000セット>>>2013年780,674セットとアップしてのそれですから、ヴァイナルが来ているってのは隠しようのない流れといえるでしょう。尚、英国内で1,000,000セットをクリアするのはなんと1996年以来の事。つまり、18年ぶりのアクションとなります。アナログなんかレガシー・メディアだからもうすぐ消えるとかいっていたやつ、一歩前へ! (否、出てくれなくていいです(^.^;)
因みにそんな2014年英国ヴァイナル・マーケットをリードしたのはまず、アークティック・モンキーズの”AM”(2013年のトップセラーですが、そのままずっと高売上をキープ)、ついでジャック・ホワイトの”Lazaretto”、そしてロイヤル・ブラッドのデビュー・アルバム”Royal Blood”等のニューアルバム群。リイシュー再発盤として、レッド・ゼッペリンを始め、オアシス、ザ・ストーン・ローゼズ、ピンク・フロイド等の作品群、そしてアークティック・モンキーズのデビュー・アルバム”Whatever People Say I Am That’s What I’m Not”などのヒットが際だったとか。
むろん、決してそれらヒット作品”依存の”結果という事じゃなくて。1,000セット以上売れたものが、100種以上も数えられ。全体的傾向とみられます。
しかも、すでに年中行事然としている春のイヴェント”Record Store Day”の流れから、”祭”にのっかってまとめて売れたわけでもなく。売上数が最も高かったのも、秋の始め9月(月間総売上110,000セット)だったりします。ほんものですね、コレハ。
んでもって、突然嵐の如くクイズ!
前回英国内で総売上1,000,000マークを果たした1996年、ヴァイナルディスクの作品中、最も売れたものって一体何だったのでしょうか?
<答はあす>
