
デッドマウスとディズニーの登録商標闘争、それをパロッたかのようなアニメヴィデオ”Ghosts ’n’ Stuff – Re-Micks”までも現れ、盛り上がってまいりました。
黒円三つ書いたら、ディズニーがとんでくる、といういかにもな説がまた裏づけられたわけですが。
ネット上で飛び交う「似てねえ!」のアラシをかいくぐりつつ、想い浮かんだアレヤコレヤを。
ほとんどの人がコピーライト©の話として”見当違い”な点でディズニーを叩いたりしていますけれど、今回揉めているのはトレードマーク®の話なのですが……同じようなものだろ! ですか、そうですか。(違うんですけれど、ね)
それにしても、一瞬見てミッキーマウスと想ったりする人なんか、たぶん何かつらいことでもない限りいないんじゃないかと。塗りつぶしでもしなけりゃ、ね。ミッキーマウスは”正”、かたやデッドマウスは”負”または”悪”と、醸し出す波がまったく逆ですし。
けれど、デッドマウスがミッキーマウスの”アンチ”っていうかパロディー的キャラクターをアタマに浮かべていたのもまた疑いなく。もしそもそもミッキーマウスがいなかったら、それが悪そうなウサギだったかもしれず(で、ミッフィーにもんくつけられたりして)。相撲取るふんどしが10割自前じゃないというそしりも免れえません。似てねえ! っつうのはたしかにそうなんですけれどね。
ただしだからといって、同じタイプのものをなんでもかんでもXとしていたら、マークなんかもうつくれなくなるでしょう。あえて今、巷で囁かれている”見当違い”な話にのっとるなら、だいたいがほかのアーティストの藝術・表現の自由……パロディーすらも認めないなんて、藝術製作人としていかがなものかと。
とまれそんなアートのスピリットからみるまでもなく、どうみてもディズニーがわがまま。
ましてやその”敵”がデッドマウスですからね。アタマがカタイとしか……。
(デッドマウス、してやったりだったでしょう…影の聲)