
EDM Cash Kings 2014 -5-
そして、2014年一番もうかっているEDM系アーティスト…DJ富豪王ランキング、Forbesにトップと認められたのは……
1 Calvin Harris ($66million)
英スコットランドのエレクトロ・ポップ系DJ/プロデューサー/シンガーソングライター、アダム・リチャード・ワイルズ = カルヴィン・ハリス。
カイリー・ミノーグの”In My Arms”、ディジー・ラスカル・フィーチャリング・クロームの”Holiday”、ザ・ティン・ティンズの”Hands”、シェリル・コールの”Call My Name”、リタ・オラの”I Will Never Let You Down”、クリス・プラウンの”Yeah 3x”(コチラは盗作疑惑後の後づけですが)等数々のヒット曲に、プロデュース/ソングライティング/ミクシングのいずれか、またはすべてにからんだ事で良く知られていますが、何といってもその存在感を彰かにしたのは、リアーナの2011年の英・米No.1ヒット”We Found Love”のフィーチャリング・アクトとしてでしょう(作曲兼プロデュース)。
彼本人がレコーディング・アクトとして認められたのは、2007年。”Acceptable In The 80s”が英国内でトップ10ヒットとなり、ブレイクアウトを果たしています。以後自国内でコンスタントにヒットを生むようになりますが、2011年”Feel So Close”が米国初のスマッシュ・ヒット(最高第12位)、それがグローバルなものとなりました。2012年、”Sweet Nothing”(フィーチャリング・フローレンス・ウェルチ)が米トップ10ヒット(英国内でNo.1)。2014年も”Summer”(米7位・英1位)のビッグ・ヒットが生まれました。2007年のデビュー・アルバム”I Created Disco”以来英国内で全3作のスタジオ・アルバムがトップ10いりしていますが(内2作がNo.1)、2012年リリースの3rdアルバム”18 Months”が米Billboard 200へニューエントリー、最高第19位をマークしています。
Forbesの本ランキングも、2012年ランク外だったものが、2013年$46m(第1位)、そして2014年$66m(第1位)と、正に”ヌーディスコ王”の面目躍如的活躍。爆発的な売れっぷりを示しています。ラスヴェガスを含む3日に1回ペースのショウが大貢献。
尚、惜しくもトップ10いりをのがしたのが、ハードウェル($13million)、アーミン・ヴァン・ブーレン($12million)、スティーヴ・アンジェロ($12million)。アンジェロはスウェディッシュ・ハウス・マフィアとして前回第4位($25million)にランクしていましたが、大転落となりました。……といっても、1人で約50%稼いだわけで。3人でわけるよりむしろいい?
ランキング©Forbes