La Blogothèqueの‘A Take Away Show’にスポットライトを当てようという、レギュラー・ヴィジュアル・コラム。
夏のブラジリアン・ミュージック・スペシャル第3弾、少し変り種のチアゴ・ペチッチとほんとうは真面目な(?)ドン・ラ・ネナのコラボレーション・デュエット・ライヴを、どうぞ。(曲をclick! で、リンク)
Thiago Pethit with Dom La Nena | Mapa Múndi : A Take Away Show in Brazil
デカダンスなシアトリカル・フォークロック・ミニマリストとしかとらえようのない(しかも当たっていない)チアゴは、コスモポリタニズムがしみついたクロスオーヴァー・カルチャーのメッカ、サンパウロに似つかわしいアクトの1人といえるでしょう。
そんな彼が、ジェーン・バーキンらとのツアーなどで知られるポルト・アレグリ生まれの(8歳の時パリへ移り住む)チェリスト/シンガーソングライターのドン・ラ・ネナと、デュエットするというのですから。
まァ、数年前アルゼンチンのブエノスアイレスで同じ街に住んでいたという縁からすぐに仲むつまじくなり、矢継早にセッションを重ね、ライヴ、そしてレコーディングなども共にしていたので、正真正銘意気投合していたのは疑いないトコロですが。
とまれ、一寸見マトモにみえますが、ふつうじゃないチアゴなので、オトナしかったのは一つ目の曲どまり。次の曲はクッキングしながらのセッションとなりました。んでもって……。散らかしほうだいで次の間へ消えてしまいましたとさ。
2011年、サンパウロのサンパウロのパウリスタ街に臨むマンションの25階でシューティング。彼の2011年リリースのデビュー・アルバム”Berlim, Texas”のレパートリーをパフォーマンスしています。
Thiago Pethit with Dom La Nena | White Hat : A Take Away Show in Brazil
<2011>
La Blogothèque (click! で、リンク)
