La Blogothèqueの‘A Take Away Show’にスポットライトを当てようという、レギュラー・ヴィジュアル・コラム。
夏のブラジリアン・ミュージック・スペシャル第2弾、トゥリッパ・ルイスを、どうぞ。(曲をclick! で、リンク)
Tulipa Ruiz | Às Vezes : A Take Away Show in Brazil <2012>
エモーショナルに、けれどしなやかに、ほんの少しエクセントリックに。というのが、ブラジリアン・ヴォーカリストでスターダムへまっしぐらとなる鍵らしく。
“ポップ・フロレスタル”(ポップの華、真っ盛り)ともいわれ、今注目のサンパウロのアンターグラウンド・ミュージック・シーンからぐんぐんブレイクアウト中、1978年10月19日、ブラジル・サントス生まれのサンパウロをベースとするフィーメイル・シンガーソングライターのトゥリッパ・ルイス。
2010年のデビュー・アルバム“Efêmera”からのレパートリーを唱いつづります。
まずは、“Ás Vezes”を、或る春の宵、サンパウロのパウリスタ街で。シンガーソングライターのラファエル・カストロのほか、イタマール・アスンサォンのバンドのギタリストとして、ヴァングアルダ・パウリスタ(1980年前後、サンパウロのリラ・パウリスタをメッカとして炎の如く燃え上がった音楽革命的ムーヴメント)の真只中にいたルイス・シャガスがサイドでプレイしています。実の父と娘のコラボレーション。
そしてその1年程前、バンドと共にパークで遊び乍ら唱う(そうにしか見えない)“Brocal Dourado”を。キチンと後片付けはしたみたいですが……。まァ、楽しそうなのは善い事ですね。
尚、トゥリッパというのはチューリップの事。ポップの”華”薫るムーヴメントの核になるのもむべなるかな。
Tulipa Ruiz | Brocal Dourado : A Take Away Show in Brazil <2011>
La Blogothèque (click! で、リンク)
