R.I.P. “The Real Texan Blues Rock Man” …… Johnny Winter

ブラックでない人がブルーズを演る。それが稀じゃなくなったのは少し後の事でした。ブルーズロックなどといわれ、或る種”ポップ”なものになるとは想いもよらなかったかもしれません。1950s末、ジョニー・ウィンターがそれをはじめた頃は。

レコード・デビューは15歳の時、2歳年下の弟エドガー・ウィンターとつくったバンド、ジョニー・アンド・ザ・ジャマーズの”School Day Blues”。同じ頃、B.B.キング、そして後にプロデュースを務め、ギターでコラボレーションもする事になるマディー・ウォーターズのパフォーマンスを目の当たりにして、彼のその後の道が決まったともいわれます。

アルビニズム(白色症)ゆえの白く長い髪を振り乱しながらのパフォーマンスは、一瞬目を奪われますが、ブルージーなそのギターの”音”は正真正銘正統の本格的なものでした。

 

John Dawson Winter III (1944.2.23 – 2014.7.16)

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