米国内2014半年間の楽曲作品売上数のランキングが報じられましたので、それを。Billboardのデータのベースとなるものの一つ、SoundScanのまとめたものです。
まずはそのディジタルソングのそれから。
Mid-Year 2014 U.S. Top Digital Songs
1 Pharrell Williams “Happy” 5,633,000
2 Katy Perry featuring Juicy J “Dark Horse” 4,004,000
3 John Legend “All Of Me” 3,854,000
4 Jason Derulo featuring 2 Chainz “Talk Dirty” 3,657,000
5 Idina Menzel “Let It Go” 2,854,000
6 DJ Snake & Lil Jon “Turn Down For What” 2,573,000
7 Iggy Azalea featuring Charli XCX “Fancy” 2,533,000
8 Bastille “Pompeii” 2,321,000
9 Aloe Blacc “The Man” 2,263,000
10 Pitbull featuring Ke$ha “Timber” 2,189,000
11 Ariana Grande featuring Iggy Azalea “Problem” 2,163,000
12 A Great Big World & Christina Aguilera “Say Something” 2,110,000
13 OneRepublic “Counting Stars” 1,939,000
14 Passenger “Let Her Go” 1,787,000
15 Lorde “Team” 1,754,000
16 Florida Georgia Line featuring Luke Bryan “This Is How We Roll” 1,514,000
17 American Authors “Best Day Of My Life” 1,491,000
18 Beyonce featuring Jay Z “Drunk In Love” 1,441,000
19 Avicii “Hey Brother” 1,354,000
20 Eminem featuring Rihanna “The Monster” 1,333,000
Source : Nielsen SoundScan 2014.1.1 – 6.29
*アーティスト “曲” 売上数
なんとなく王道行く曲が当たったような……そんな2014年前半でした。
ファレル・ウィリアムズの”Happy”がトップへ。オーソドックスなネオソウルの珠玉作。なんてったって、”Happy”ってのがいい。世界中の誰もがわかるし、聴く前からなんとなくほほえんじゃったりする”キラー”ワードですからね。それゆえに生半可な作りじゃかえってがっかりしかねない危険性も孕んでいますが、曲がいったんハマッたらたいへん。コトバの響そのものが好ましいうえ、覚えやすいため、次々人にうつります。というわけで、Billboard Hot100で10週連続No.1、今年前半唯一5,000,000を超すジャイアン・ヒット、ブッチギリのベストセラーとなりました。興収約$970,761,885というメガヒットを果たした米3Dアニメ・ムーヴィー”Despicable Me 2″のサウンドトラック曲だった事も多少絡んだでしょうが、サウンドトラック・アルバムがそのヒットに適うほど当たらず、ファレルの同曲含むアルバムがベストセラーとなっている点を鑑みると、曲そのものが単独突発的に当たったとするほうがリーズナブルといえるでしょう。
ジョン・レジェンドのソウルバラッド”All Of Me”もまたピアノでしっとりと愛をつづるというオーソドックスなもの。彼本人の幸せとも重なってヒットしましたが、今や、愛を語るソング・ブックの筆頭曲ともいえるものに。
イディナ・メンゼルのオスカー獲得曲”Let It Go”はディズニー・アニメ絡みとしかいいようのないものですが、観客皆で唱う”シングアロング”ソングのレパートリーいりするほどスタンダードに。ディズニーものの記録破りともなったそのヒットぶりにつながりました。
いまふうな味つけもなく、見てくれもいたってジミメ、凄いヴィデオクリップでわかしたりもせず。たんたんと唱い、いつの間にやらビッグ・ヒットを果たしてしまったのが、英国人フォークロック系シンガーソングライター、パッセンジャーの”Let Her Go”。コチラもまたフツーにいい曲でした。
正に今が旬のDJ、スウェーデンのアヴィーチーの”Hey Brother”も、ヴォーカルそのものはブルーグラスのヴェテラン・シンガーソングライター、ダン・ティミンスキーが唱っているわけですし、曲も王道行くもの。
そしてそのアヴィーチーの2013年のミリオンセラー”Wake Me Up”でヴォーカルをとっていたソウル系シンガーソングライター、アロー・ブラックの”The Man”も昔ふうなフィーリングをもつスタイリッシュな曲でした(エルトン・ジョンの”Your Song”もフィーチャーしているし)。
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