自由が基本の音楽も、世間が時々、様々な理由で、それを奪います。
まァ、そもそもがなんでもかんでもやっていいもんじゃないとは想いますけれど、世の中の言う”どうしても譲れないもの”ってなんだかなァ……と感じてしまうような事が多かったりも。
というわけで、イレギュラーのコネタ・ヴィジュアル・スペシャルとして、かつてそれぞれのメディアに人の目に触れないよう禁じられてしまったヴィデオを蒐めてみましょう。

File 1 : Blurred Lines | Robin Thicke

2013年ってもしかしたらセクシャル・フィーリング満々系ヴィデオクリップが市民権を得た年だった、と後の世で言われるようになるかも。んでもってそのリード作がロビン・シックの”Blurred Lines”。トップレスのモデルがうろうろするヴィデオクリップ、たしかにまァ、かなり官能的な画となっています。愛妻家の彼はそのシューティングの前にしっかり許しをもらったというエピソードを話していたくらい。しかし、YouTubeは許してくれず。アップを禁じられたため、穏やかなヴァージョンに替えています。「ロビン・シックのXXXはデカイ」と読めるようにカタチづくられたヘリウムバルーンがふんわり浮かんでいたのも品が無かったらしく。(そして、なんと許してくれた筈のティーンエイジャーの時からずっと絆をつむいでいた妻ともわかれてしまうはめに)

Blurred Lines | Robin Thicke (click!　で、リンク)