ミュージック・ライフスタイル・リヴォリューションの真只中、AppleのiTunes Radioが早くもそれなりの全面的変革を迫られる事になりそうだとか。ただしそんなに聴く人が少ないのかって事じゃないらしく。Edison Research社 (Statista社がグラフ化) のオーディオ・ストリーミング系サイトの市場人気調査でもとりあえず、No.1 “Pandra”(31%)、No.2 “iHeartRadio”(9%)、No.3 “iTunes Radio”(8%)と、トップ3をマークしていますし。Spotify、Google Play All Access(コチラのほうがよほど大失敗)、Rhapsodyなんかよりもうまくいっているわけで。2013.9.18以降約半年間でのものですから、大健闘とすらいえそう。じゃあ何がわるいのかっていうと、それが1%くらいしかダウンロードにつながっていないという衝撃的事実(^.^; まァ、後で買う人もいるから、すぐにそう決めつけるのもどうかと想いますけれど、だからといって大成功しているとの証も無く。Appleの音楽中心市場戦略も曲り角を迎えているのかも。
けれど、戦略の中心に音楽をすえているのはまだ変わりないようで。Appleが次のiOS8 (2014.6.2、サンフランシスコで行われる年次総会上で基軸の詳細が発表となるもよう) で曲検索アプリShazamをベースに組みいれるという話が……。Bloombergが報じています。
マイクロフォンでとらえた音楽をすぐにその楽曲データベースと照合し、データをくまなく教えてくれるアプリShazamは、今もフツーにiPhone等で使えますけれど、それがいっそうダイレクトに使えるようになるという。つまり、今、ラジオとかで流れているものが何か知りたくなったら、Shazamをclickしなくとも、すぐにわかるって事ですか、Siriに聴いたりして。そりゃ、ベンリ。
