Your Song / Elton John

Your Song : Elton John 3

Eternal Songs Kaleidoscope 佳曲萬華鏡
Careful 16 : Your Song / Elton John  -3-

“Your Song”はエルトン・ジョンとバーニー・トーピンが暮らしを共にしながらつくられた楽曲群の一つだったとか。ジョンいわく、1969年10月27日、わずか10分でつくってしまったそうです。トーピンの詞もその日のブレックファストをとりながらサラッと書かれたものらしく。まァ、えてしてそんなものですよね、大傑作が生まれる時なんて。

うるわしいピアノの響が鍵の一つとなっている曲ですが、プロデュースをしたガス・ダッジョンとかに言わせるなら、リオン・ラッセルふうなそのプレイはいろいろとやっかいなものだったようで。音の強弱等苦心していじったんだそう。独りピアノを奏でつつ唱うのが似つかわしい曲なのに、ギター、ドラム、ストリングス等多彩な楽器群テンコモリにしたのはそのためだったのかと。なんでもそれゆえ少ししくじったタッチもわからなくなったとか。

尚、御本人いわくその頃、スーパー・アイドルとして愛してやまなかったミュージシャンの1人が、リオン・ラッセル。ピアノがそれふうになったのもむべなるかな。因みにそんな彼が、米国内のブレイクアウトへつ結びついたといわれる、1970年の夏、ロスアンジェルスのトルバドゥールのショウで(クインシー・ジョーンズのファミリーと知り合ったりもしましたが)、当のリオンをオーディエンスの中に見い出し、うろたえたというエピソードも。んでもってハイテンションでガンバってしまったのか? 次の日、彼は聲が出なくなったんだそうですが、公演後、自ら家に招いてくれたリオンからうがい薬をもらうという幸せにつながったという。善い人、又、良い薬だったらしく。それは彼の常備薬となりました。

そしてそのすぐ後ビッグ・ヒットを果たした、”Your Song”。彼のマスターピースとしてそれからなんべんもシングルカットを重ねています。英・米のみをみても、1978年、1985年、1987年、1992年、1999年、2000年、2002年……etc.とリーリリース。

カヴァー・ヴァージョンも多く、スリー・ドッグ・ナイト(1970)、アンディー・ウイリアムズ(1971)、ザ・ニュー・シーカーズ(1971)、ビリー・ポール(1972)、アル・ジャロウ(1976)、シシー・ヒューストン(1977)、ロッド・スチュワート(1991)、ボーイゾーン(2003)、ザ・ストリーツ(2007)、デイヴィッド・ベノワ(2008)、アンドリュー・ゴールド(2008)、ティナ・アリーナ(2008)、ハリー・コニック・ジュニア(2009)、ウイル・マーティン(2010)、エリー・ゴールディング(2010)等枚挙に暇がありません。とくに、エリーのヴァージョンは、英国内で最高第2位をマークするというビッグ・ヒットとなりました。

サンプリングっていうか……詞の1節をとりいれたアロー・ブラックの”The Man”が、2014年の今、米トップ10ヒットとなっている事も、正に時空間を超え唱い継がれるエヴァーグリーン・ソングの証となっています。

 

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