V13

V13 201401131 Pair Of Wings (hidden track) JUSTIN TIMBERLAKE

2 I Miss Her JESSIE J

3 Gaia SAM CROWE GROUP

Give You What You Like AVRIL LAVIGNE

More Than Anything RUDIMENTAL featuring EMELI SANDE

Alive GABRIELLE APLIN

Big Girl Body ROBERT GLASPER EXPERIMENT featuring ERIC ROBERSON

Whirlwind EARTH, WIND & FIRE

Happy PHARRELL WILLIAMS

Dorothy Dandridge Eyes JANELLE MONAE featuring ESPERANZA SPALDING

Cautivo De Tu Amor MARC ANTHONY

I Am Sold JAMES BLAKE

Ancestors, The Ancients CHELSEA WOLFE

<極私的ベスト13 JBL & Apple & InMyHeart 2014.1.13>

2014年1月6日 – 2014年1月12日の間に、我が家のJBL、Appleそれぞれのオーディオ、そして心の中でプレイをした楽曲中、最も数の多かったもの、トップ13をリストアップいたします。

ジャスティン・ティンバーレイク”The 20/20 Experience – 2 Of 2″のヒドゥントラック、隠し曲の”Pair Of Wings”がとうとうトップへのし上がりました。で、昨年末、荒れそう……とかいいながら外れたと想われた大予言、年始第2週となってどうやら当たったようです。ニューエントリー、なんと10曲! といっても、アーティストそのもののニューエントリーは、チェルシー・ウルフのみですが。

英フィーメイル・ポップ・ソウル系シンガーソングライターのジェシー・J、”It’s My Party”、”Thunder”、”Square One”、そして我がV13No.1をマークの”Breathe”を経て、ニューアルバム”Alive”通算5曲目のエントリーとなります。真骨頂ともいえるエモーショナルなスローバラッド。ピアノといっしょに強く深い想いをしっとりと、しかし烈しくつづります。

英ドラムンベース・クォーテット、ルディメンタルも、”Waiting All Night”、”Right Here”、”Feel The Love”の3曲V13No.1マーク後、デビュー・スタジオ・アルバム”Home”発4つ目となるエントリー。エミリー・サンディーらしい細やかな情感舞うディープソウルヴォーカルがぐぐぐっと迫ってまいります。ドラマティックな愛のEDM。

英国生まれの21歳妖精、フォーキッシュなポップ系フィーメイル・シンガーソングライター、ゲイブリエル・エイプリンも、デビュー・アルバム”English Rain”中の次の1曲が姿を現わしました。儚くもうるわしいメロディーが快く弾みます。フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドのカヴァー”The Power Of Love”を始め、”Home”、そして”Salvation”と、すべてV13No.1を奪ってまいりましたが、またしても聖らかなその唱でもっていかれるのでしょうか? むしろ、もっていかれたがっているかも(^.^;

いったいいつまで続くその快進撃、米ネオソウル・ジャズの出世株ロバート・グラスパーのグラミー賞アルバムの次回作、6thスタジオ・アルバム”Black Radio 2″も、”I Stand Alone”、”What Are We Doing”、”Calls”、”I Don’t Even Care”、”Somebody Else”と、5曲V13No.1をマークしたものの、尚、衰えをみせず。彼の弾くピアノのめくるめく妖かしのリフレインにのっかって、米ニュージャージー生まれの37歳、アーバンソウル系シンガーソングライター、エリック・ロバーソンのヴォーカルがしなやかに躍ります。

いったいいつまで続くそのレジェンド、1969年結成してからもう45年、スターダムのポジションを守る米ソウル・クロスオーヴァー・バンド、アース・ウインド&ファイアー、21stオリジナルアルバム”Now, Then & Forever”も、”My Promise”のV13トップ3、ついで”Guiding Lights”のNo.1マークというカムバック・フィーヴァー醒めやらないまま、次の1曲が昇ってまいりました。アーバン・ジャジーなファンク・バラッド、とろけるようなファルセットにとらわれます。

ダフト・パンクの”Get Lucky”が3Xプラティナム、そしてロビン・シックの”Blurred Lines”が6Xプラティナムと、次々彼のからんだ曲がビッグ・ヒット、2013年のトップ・ヒットメイカーへのし上がった、40歳の米ヒップホップ・ソウル系マルチ・アクト、ファレル・ウイリアムズが、ついに単独作でニューエントリー。米映画”Despicable Me 2″サウンドトラック曲としてつくられたものですね。’60sくらいでしょうか、いにしえのダンス・クラブが浮かぶようなムードの中、シャッキリ唱いつづっているのがシャレてます。グルーヴィーなコンテンポラリー・ソウル。

米フィーメイル・オルタナティヴ・ソウル系マルチ・アクト、28歳のジャネール・モネイ、2ndスタジオ・アルバム”The Electric Lady”発のニューエントリーも。”Q.U.E.E.N.”の後、”Electric Lady”、次ぐ”Sally Ride”と、2曲連続V13No.1を獲り、のりにのってのアップとなっています。29歳のフュージョン・ジャズ系フィーメイル・グラミー賞ベーシスト、エスペランサ・スポルディングが、しんなりとかろやかなリズムを醸し出しています。ふんわりたゆたうネオソウルのフィーリングにどっぷりつかると、幻の桃源郷が見え、夢心地。

ジェニファー・ロペスと離婚後、彼本来の哀感漂うヴォーカルが蘇り、申しわけなくもうれしい私。ポップ・サルサ系シンガーソングライターの貴公子(といっても、45歳)、マーク・アンソニーも止まりません。エントリー曲も、そんな彼らしいラテン・ポップの珠玉作ですね。心の底で熱く滾る想いがひしひしと伝わってまいります。11thスタジオ・アルバム”3.0″は、”Vivir Mi Vida”、続く”Espera”とV13トップ3へのったものの、No.1へはいたらず。三曲目のショージキで奪えるか?

25歳の英ロンドナー、ポスト・ダブステップなエレクトロニック・エクスペリメンタル系シンガーソングライター、ジェイムズ・ブレイクは、2ndスタジオ・アルバム”Overgrown”発、”Retrograde”につぐニューカマーとしてエントリーいたしました。それにしても、せつないですね、彼の歌。哀しくてやりきれないにもほどがあるみたいな……。まるで霊が唱っているようなともいえ。

ホラーな流れはそのまま次のアクトへうけつがれ。米サクラメントの深く暗い森で育ったという30歳のフィーメイル・フォーク・ゴシック・ロッカー、チェルシー・ウルフ。昨年末、当ブログでその”A Take Away Show”のライヴ・パフォーマンスをピックアップもした同アクトの2013年の4thニューアルバム”Pain Is Beauty”の1曲がしんがりにエントリーしています。彼女流のネオサイケデリックなゴシックロックがゆらゆらと。美しくも悲しげな聲……終末的な音世界に酔います。

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