American Music Awards 2013

American Music Awards 2013 3

アメリカン・ミュージック・アウォーズ2013アナリシスのその3。

Kohl’s New Artist Of The Year

Ariana Grande  <Single:1XMillionSellingHit>

Florida Georgia Line <Album:1XPlatinum/Singles:2X>

Imagine Dragons <Album:6X/Singles:2X>

Macklemore & Ryan Lewis <Album:1X/Singles:3X>

Phillip Phillips <Album:1X/Singles:2X>

オメデトー、アリアナ・グランデ! というしかないでしょう。しかたがありません、私の新人賞最有力候補ですからね。アナリシスも何もあったもんじゃないという(^.^; とりあえず出世作となるトップ10ヒット”The Way”(フィーチャリング・マック・ミラー)が2Xプラティナムのミリオンセラーとなったのは良かったですけれど、デビュー・アルバム”Yours Truly”がNo.1となりながら250,000コピーというのは(今年秋発売というハンデはありますが)少し淋しいかもしれません。前回記したものをみてもらえればわかる通り、データからしたら、マックルモア&ライアン・ルイスと並ぶ事も適わないでしょう。といっても、それはまだファンがティーンズ・エイジに止まっているからで。(まるで歌合戦のオーディションの如く)変な小細工一切無しでしっかり歌いつづったAMAセレモニーのパフォーマンスが認められ、ファンの幅が暫時広がってくるとしたら(それをキタイしていますが)、賞の誉を汚したりはしないと想います。なんといっても、最も”新人賞”アクトらしいじゃないですか。はつらつとして華やかですし。

マックルモア&ライアン・ルイスも、10年以上雌伏していなかったら、最も似つかわしかったでしょうが、かなり前からずっとアンダーグラウンドでヒットも出していたし、フレッシュなフィーリングもだいじですからね、新人賞ってくらいなので。

けれど、ほかの候補陣をながめてみると、少々寒くなってまいります。

6,200,000コピーを売るトップ5ヒット”Cruise”、そしてデビュー・アルバム”Here’s To The Good Times”も1,247,000コピーのミリオンセラーと、データ上はリッパにクリアのカントリー・ポップのニュー・スター、フロリダ・ジョージア・ラインは、カントリー寄りなのがもしかするとネックとなったかも。スウィフトがとりまくっている裏で、新人賞までもってなるとバランスが、ね。スウィフトくらいポップ寄りならまだ良かったのでしょうが。とかいえますけれど……。

オルタナティヴ・ロックのニューカマー、イマジン・ドラゴンズは、6,000,000コピーを売るトップ3ヒット”Radioactive”を始め、”It’s Time”などのミリオンセラー・ヒットをマークし、デビュー・アルバム”Night Visions”が1,500,000コピー売れるという、まったくもって新人賞らしいブレイクアウトを果たしながらなぜ?

“American Idol”フィリップ・フィリップスだって、デビュー・アルバム”The World from The Side Of The Moon”がミリオンセラー、4,700,000コピー売るトップ10ヒット”Home”のほか、”Gone, Gone, Gone”というミリオン・セリング・シンングルを出しましたが、アウト。

と、そりゃどうみても、最も弱いのが、アリアナ・グランデだったって事が露に。まァ、AMAはヤング向の賞だから……というしかもはや逃げようがありません。(ほんとうはオトナのいろいろが……あッ、何をする!)

<つづくかも>

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