1 Home GABRIELLE APLIN
2 Cherish The Day/Gonna Be Alright (F.T.B.)/Always Shine ROBERT GLASPER EXPERIMENT featuring LALAH HATHAWAY/LEDISI/LUPE FIASCO & BILAL
3 Electric Lady JANELLE MONAE featuring SOLANGE
Reflektor ARCADE FIRE
Breathe JESSIE J
White Suburban SKYLAR GREY
Ooo La La ROBIN THICKE
Towards The Centre Of Everything SAM CROWE GROUP
The Kitchen Floor LITTLE GREEN CARS
Royals LORDE
Amnesia JUSTIN TIMBERLAKE
Almost Is Never Enough ARIANA GRANDE featuring NATHAN SYKES
Retrograde JAMES BLAKE
<極私的ベスト13 JBL & Apple & InMyHeart 2013.11.4>
2013年10月28日 – 2013年11月3日の間に、我が家のJBL、Appleそれぞれのオーディオ、そして心の中でプレイをした楽曲中、最も数の多かったもの、トップ13をリストアップいたします。
トップ3がガラッと変わった……のでしょうか? 曲そのものはたしかにすっかり変わりました。けれど、No.1は前々週同様、英国美少女(21歳になりました)フォークポップ系フィーメイル・シンガーソングライター、ゲイブリエル・エイプリン。ずっと”The Power Of Love”の陰に隠れていましたが、パワーがダウンしたとみるや、とってかわると共に、それまでにもましてヘヴィ・ローテイションとなり、トップを奪いとりました。前No.1曲同様、デビュー・アルバム”English Rain”の1曲。ピアノのみならずアコースティック・ギターが絡み、テンポも少しアップしていますが、前の曲と変わらず、清らかな聲で唱う、儚いスローバラッドが心をゆらします(ナミダを誘うほど)。
トップ10のどんじりからジャンプアップを果たしたロバート・グラスパー。しかも、3曲同数というオマケ付で。すべて、2012年のグラミー・アルバム“Black Radio”の曲ですね。パート2の”Black Radio 2″がまだなじまないなか、リヴァイヴァルでヘヴィ・ローテイションとなっています。いつもまるまる1作プレイしてしまうので、心の中のリフレイン数で三つピックアップ。妖しくたゆたうアーバンなサウンドにのっかって、レイラ・ハサウェイ、レディシー、ビラル、そしてルーペ・フィアスコのネオソウルなワーズがゆらめく、スリリングな音世界に酔います。
スリリングなアーバン・ネオソウルともなりゃ、次のジャネール・モネイとソランジェの”Electric Lady”もまた然り。一見軽くみえますが、ズッキュンとハートを貫いてくれます。
オ・カ・ゲで、またしてもトップ3へ昇れずのアーケイド・ファイアー。同タイトルのアルバム・リリースを……飾れませんでした。まァ、曲がジミメゆえまだかなり粘りそうですけれども。
ジャスティン・ティンバーレイク、2013年のベストセラー”The 20/20 Experience”パート2の1曲”Amnesia”がニューエントリー。1曲がもう1編のドラマのよう。エモーショナルなポップ・ソウル・ヴォーカルが決まっています。聲の襞に辛い哀しみをたたえて。
んでもって、アリアナ・グランデ。なんともはやダイナミックなV13アクションを示してくれます。まずいったんは消えつつあった”Baby I”がVカーヴでアップ、同曲裏でヘヴィ・ローテイションだった”Right There”、そしてとっくにヒット後圏外へ消えてしまった”The Way”までも道づれにしてNo.1へ。んでもってその次の週、つまり今ですが、それらすべての曲が消え、新たなる曲でエントリーしているという。コチラもまた、デビュー・アルバム”Yours Trury”の1曲”Almost Is Never Enough”。ソウルのエッセンスを含む、情感籠るスローバラッドですね。待ってましたの真骨頂ともいえるもの。ボーイ・バンド、ザ・ウォンテッドの1人、英国人シンガーのネイサン・サイクスと、熱いデュエットをしっとりと。
そして、1988年9月26日、英ロンドン生まれのエレトロニック・トリップホップ・ソウル系シンガーソングライター/マルチ・ミュージシャン/プロデューサー、ジェイムズ・ブレイクの2013年リリースの2ndアルバム”Overgrown”のリード曲”Retrograde”も、エントリー。一昨年の”James Blake”の頃からなんとなく気になっていたのですが、魂をふるわすまでにはいたらず。同曲含むニューアルバムの楽曲群も、今年春以降バブリング・アンダーグラウンドでうろうろしていました。そんなわけで、何故今頃突然という感はいなめませんが、マーキュリー・プライズという誉の賞を貰ったみたいですし、オメデトーの想いからプレイが増え、浮かんでまいりました。ポスト・ダブステップともいわれる、彼独特のダウンテンポのアンビエント・ブルーアイド・ソウルがたまりません。
