Jay-Zのニューアルバム”Magna Carta Holy Grail”が、発売2週目の集計となるBillboard 200(2013.8.3)のランキングで、527,000コピーを数え、No.1へエントリーを果たした前週同様依然トップをキープ。129,000コピーをプラスし、現時点で総売上657,000コピーと、Nielsen SoundScanは報じています。しかしそのかたわら、RIAAは(30日間認証凍結ルールを変えるまでして)ミリオンセラーを発売早々認め、プラティナムを与えているという。
とどのつまり、SamsungがスマートフォンGalaxyのキャンペーンとして発売前のアプリ経由無料配布、1作$5で自社買いしたという1,000,000コピーを認めるか否かって事なのですが。
単純に売上の総数とみるなら、認めるのもわるくないでしょう。ましてやそれがRIAAのものなら。レッキとした買い占めとはいえ、結果的にコンシューマーの許へわたるのもまた確か。リアルなJay-Zファンもいくらか含まれているでしょうし。
ただし、ヒットという点からみると、認められないのもむべなるかな。コンシューマーに買われるのはGalaxy。”Magna Carta Holy Grail”は、あくまでもオマケですからね。コンサートのティケットを買うとついてくるとかいうんならまだしも、音楽的な主体性が少々薄いんじゃないかと。
まァ、それはともあれ、13作アルバム・チャートのNo.1は、現役最高峰ブッチギリの快記録。なんてったって上をながめりゃもうザ・ビートルズしかいないってのが凄い。しかも、アフリカン・アメリカン・アクトとして、ほんとうにとんでもないヒットぶりを示しているといえるでしょう。変なキャンペーンなんか関わらなけりゃすんなり讃えられたのに……。
Billboard 200 No.1 Albums
1 The Beatles (19)
2 Jay-Z (13)
3 Elvis Presley (10)
3 Bruce Springsteen (10)
5 The Rolling Stones (9)
5 Barbra Streisand (9)
©Billboard
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