Billboard.com’s 2013 Mid-Year Music Awards Poll -Y-
Billboard.com、2013年半年のリーダーズポール、ア・ラ・カルトの其の二。
Best Style (最高‘自己’演出)
1 Miley Cyrus (30%)
2 Rihanna (19%)
3 Justin Timberlake (18%)
Coolest Marketing Stunt (最もクールだった離れ業マーケティング)
1 Jay-Z : Announces Album In Samsung Ad (27%)
2 Fall Out Boy : Unveils Comeback, Album Release, Single, Video In One Day (25%)
3 Kanye West : Projects New Song On Buildings Around The World (16%)
Most Overrated Artist (最高過大評価アクト)
1 Justin Bieber (37%)
2 Taylor Swift (24%)
3 Beyonce (13%)
フォール・アウト・ボーイの或る日突然カムバック、それもアルバム、シングル、ヴィデオを1日で、というのはなんとも鮮やかなものでした。
しかし、販売戦略上際立ったものと想われたのは、ヒップホップ界のVIPふたり。
まずは、カニエ・ウエスト。ニューアルバム”Yeezus”の1曲”New Slaves”のヴィデオクリップを全世界のビルディングの壁にプロジェクターで映すってのはなかなかドギモをぬくものだったかと(テとしてみるととくに新しくはないですが)。画がブキミだったしね。
Jay-Zのギャラクシーを素にしたマーケティング、1,000,000コピーの無料配布戦略そのものがどうなのって話はべつとして、NBAファイナルのゲイム5の真最中、TV-CFの中で突如語られたニューアルバム”Magna Carta… Holy Grail”の話は、エクサイティングなものでした。リック・ルービンを始め、ティンバランド、スウィズ・ビーツ、ファレル・ウィリアムズら、関わった重鎮制作陣がズラリそろってもいたし。
クールだったかどうかは……ですが。
<つづく>
