
Billboard.com’s 2013 Mid-Year Music Awards Poll -X-
というわけで、Billboardのサイトで行われた2013年半年のリーダーズポール。ついで、良い事、悪い事のいろいろア・ラ・カルトを、どうぞ。其の一。
Most Memorable Feud (最も心に残る争い)
1 Nicki Minaj vs. Mariah Carey (40%)
2 Justin Bieber vs. Pat Carney (The Black Keys) (25%)
3 Drake vs. Chris Brown (17%)
マライア・キャリーとニッキー・ミナージュ。かつてコラボレイションもした仲なのに、“American Idol”で(予想通り……演出通り?)なんともすっかりその口喧嘩がスポットライトを集めてしまいました。まァ、口のへらないふたりですからね。ニッキーがマライアに耳掃除しろとばかり綿棒出したのには笑いましたが。
「ジャスティン・ビーバーがグラミーを獲れないのはなぜか」と問われた、グラミー賞グループ、ザ・ブラック・キーズのドラマー、パトリック・カーニーの答、「音楽賞だから」……の善し悪しはともかく、ファンに責められ、ジャスティンになりすましたのは、悪のりだったでしょうね、やはり。よりいっそう煽るべくそうしたのでしょうが、からかうのは余り褒められたものじゃないと。
ドレイクとクリスのリアーナ姫を巡る闘い。みんなトップ・スターという事で、ゴシップ・フリークの目は正に釘づけとなりました。たしかにその格からしたら、セレブですし、オトコが喧嘩早いのも見ドコロといえるでしょう。しかし、3人それぞれのファンと聲を大にしていえる私も、画としてみると少しものたりないと感じてしまうのはないしょです。
Most Shocking Moment (最も一瞬頭が凍りついてしまった事)
1 Beyonce : Lip Sync Performance | Inauguration (44%)
2 Paris Jackson : Attempted Suicide (33%)
3 Lil Wayne : Death Scare (16%)
バラク・オバマ大統領就任式の米国歌パフォーマンスをリップシンクと騒がれたビヨンセ。スーパーボウルのショウの大絶賛をもってしても拭えないくらい致命的汚点を残してしまったともいえ。
パリス・ジャクソンのそれはたしかにショッキングでした。スーパースターの娘の自殺未遂事件。それも、父の追悼式で自ら露にした愛らしい姿とその語りから、とてもそんなふうになるとは想いもよらなかったゆえ。
リル・ウエインが死んだかもしれないと報じられたのも真に迫るものでしたね。今後も発作の恐怖は、常時、継続していくわけですが。
Most Disappointing (最もがっかりした事)
1 Lady Gaga : Cancels Tour Dates (35%)
2 Justin Bieber : Chaotic European Tour (33%)
3 Season 12 Of “American Idol” (17%)
スーパースターのツアーのキャンセルはもうそれ自体大事件ですからね。
かたや、英国滞在中パパラッチと争い、ドイツで猿のペットをとり上げられ、スウェーデンで薬疑惑と、色々祟られたスーパー・アイドル。すべてその種は自ら蒔いたものとはいえ。
“American Idol”は、まァね。審査員同士の揉め事も想っていたよりはおもしろくなく。トップ5の回以降、オンナのコのみが闘うというのも……。出来映えとしてはそれほど悪くなかったのですが。同番組のファイナル最低視聴率を出してしまったのもむべなるかな。
<つづく>