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ソロ、デュオ、トリオ、クォーテット、クインテット……のマルチ・No.1ヒットメイカーは誰? という、水曜日のクイズ。
答は、ポール・マッカートニー。
まずはソロとして、“Pipes Of Peace”が1983年、No.1(以下総て英国内で)。
スティーヴィー・ワンダーとデュオで、“Ebony And Ivory”が1982年、No.1。
リンダ・マッカートニーとデニー・レインのみのウイングスと共にトリオ(バグパイプ陣はノーカウント)で、“Mull Of Kintyre”/ “Girls’ School”が1977年、No.1。
ジョン・レノン、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターと共にクォーテットのザ・ビートルズとして、1963年以降1969年までに16曲がNo.1。
ザ・ビートルズ・ウィズ・ビリー・プレストンのクインテットで1969年、“Get Back”がNo.1。
というわけで、1、2、3、4、5人のアクトとしてそれぞれNo.1ヒットをもっているのです。そんなとてつもないレコードホルダーなのですが、彼の凄いのはそれに止まらず。
ジェリー・マースデン、ザ・クリスチャンズ(ガリー・クリスチャン/ラッセル・クリスチャン/ヘンリー・プリーストマン)、ホリー・ジョンソン、ストック・エイトケン&ウォーターマン(マイク・ストック/マット・エイトケン/ピート・ウォーターマン)と共に、計9人のチャリティー・プロジェクトで1989年、“Ferry ‘Cross The Mersey”がNo.1。
ケイト・ブッシュ、ボーイ・ジョージ、ジャッキー・グラハム、エドウィン・スター、ルビー・ターナー、マーク・ノップラー、ゲイリー・ムーア、キム・ワイルド、ニック・カーショウ、カレン・ウッドワード(バナナラマ)、ニック・ケイメン、メル&キム(メル・アップルビー/キム・アップルビー)ら計20人(ほかにジ・アラーム、リック・アストリー、バナナラマ、バックス・フィズ、ザ・クリスチャンズ、ザ・ドリフターズ、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド、ゴー・ウェスト、ヘイゼル・オコナー、マキシ・プリースト、スージー・クアトロ、ボニー・タイラー等巨大なバックアップコーラス隊も)とコラボレイションをしたチャリティー・プロジェクト、フェリー・エイドで1987年、“Let It Be”がNo.1。
バナナラマ、ビッグ・カントリー、デイヴィッド・ボウイ、ボブ・ゲルドフらブームタウン・ラッツ、フィル・コリンズ、カルチャー・クラブのボーイ・ジョージら、デュラン・デュラン、ホリー・ジョンソン、ヒューマン・リーグ、クール&ザ・ギャングのジェイムズ“J.T.”テイラーら、ウルトラヴォックスのミッジ・ユーロら、スパンドゥ・バレエ、ステイタス・クオのフランシス・ロッシら、スティング、U2のボノら、ジョディ・ワトリー、ポール・ウェラー、ワム!、ポール・ヤングらからなる計44人のチャリティー・プロジェクト、バンド・エイドの1人として1984年、“Do They Know It’s Christmas?”がNo.1。
などのチャリティーものが、プラス数えられます。
