Vinyl Sales Grew For The 5th Successive Year

Vinyl Sales Grew For The 5th Successive Year

V Is For Vinyl :

2 “Vinyl Sales Grew For The 5th Successive Year”

そうなんですよね。なんと5年連続でヴァイナル盤、俗に言うアナログ・ディスクのセールスが上がっているのです。まァ、海の向うでの話なんですけれども。とはいえそれが米国内でのみならず、英音楽ギョーカイでもそうだとなると、俄然興味深くなってまいります。

2012年、米国内のアナログ・アルバム・セールスは約4.6ミリオンセット。2011年と比べ、約19%もアップしたそうです。んでもって、それはCDも交えたすべてのフィジカルなディスク・セールスの2.3%となるようで。

因みにそのくわしい売上数推移は次のようになります。

990,000(2007)>>>1,877,000(2008)>>>2,552,000(2009)>>>
2,837,000(2010)>>>3,868,000(2011)>>>4,551,000(2012)

じゃあいったいどんなものが売れたのかというのが、次の表。

2012 Top 10 Vinyl Albums in The U.S.

1 Blunderbuss / Jack White

2 Abbey Road / The Beatles

3 Babel / Mumford & Sons

4 El Camino / Black Keys

5 Sigh No More / Mumford & Sons

6 Bloom / Beach House

7 For Emma Forever Ago / Bon Iver

8 Boys & Girls / Alabama Shakes

9 21 / Adele

10 Bon Iver / Bon Iver

©Nielsen SoundScan

インディーズ系の色が強いのがみてとれますね。昔をなつかしむ御年配よりも、むしろヴァイナルに新鮮味を感じられるようなファンが求めているようすが窺えます。

英国内でもそれは似たようなもの。5年連続でLPの売上数がアップし、2012年は389,000セットと、2011年の 337,000セットを約15.3%も上まわったそうです。

それじゃあ、突然嵐の如くクイズを一つ。

2012年英国のヴァイナル盤売上トップは何だったでしょうか? 米トップのジャック・ホワイトのソロ・デビュー・アルバム“Blunderbuss”は第3位でした。

<答はあす>

Leave a comment