Spontaneous Lindsey Stirling!!!

Spontaneous Lindsey Stirling 3

Spontaneous Lindsey Stirling 3

そして2010年、“America’s Got Talent”のクォーターファイナリストとしてその名は世に知らしめられます。我が国ではまだあんまり見られていませんが、通常米国内で1,000万人以上視聴しているという(同タイプの番組最高峰の“American Idol”の半分程ですが、それでもたいしたもの)TVリアリティ・ショウ。つまり同番組で本戦出演枠に残るって事は、1夜にしてスターダムへのし上がれるポテンシャルをもつ証しともいえ。

しかしその年は、10歳の美少女クラシカル・クロスオーヴァー・シンガー、ジャッキー・エヴァンコが最終回決戦で敗れるという(……!?)ワイルドなシーズン。トップ48の1人として闘いはしたものの、セミファイナリストのトップ24に残る事は叶いませんでした。しかもそのパフォーマンス中、辛口審査員ピアーズ・モーガンが‘X’出しするという酷いカタチで。

たぶんそれはしかたのない事でした。パフォーマンスそのものは悪くなかったと思います。けれど、すでにオーディションを見て来た後じゃいかんせんもうそれだけで驚かせるにはいたらなかったでしょう。ショウ・アップを目論見、新鮮味を醸し出そうとしたのもかえってその光を曇らせたように感じられました。独りヴァイオリンをプレイし乍らダンスするのがそもそもの売り。ならばその1点に目を集めなければならず、ダンサーズとコラボレイションするのはむしろじゃまだったとしかいいようがなく。大失敗の極みともいえるのが、メガネの愛らしいスクールガール系ファッション。似つかわしくないとはいわないまでも、ブリトニーじゃないんですから。アイドル・スタイルで攻めるってのはどうみても外していたんじゃないかと。キャラクターからしても合ってないし。アニメ・キャラを想い画いていたんだとしたら、狙いそのものは外していなかったかもしれませんが。もしもそれが番組制作側のサジェスチョンをとりいれたものだったとしたら、彼女独り責められませんけれどね。全く我が意と異なるものでもない限り、23歳のアマチュアの女の子が嫌とかいえるはずもなく。

ステップアップとかいわれてもスルーし、ヒップホップな曲をダンスし乍ら独り演じるという、ベーシックなタッチのショウで常にまとめていたら(変わったふりをしたかったらトラディショナルをそう演ってみるとかくらいに留め)、最終的に敗れるとしても、ファイナリストとして闘えたんじゃないでしょうか。

そんなわけで、一時相当凹みもしたそうですが、かえってそれが力にもなったし、信じるものを演るしかない、という新たなる出発点にもなったと彼女自ら語っています。(click! で、リンク)

Hip Hop Violin Freestyle : Lindsey Stirling <Urban Media>

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