The Big Surprises! About The 55th Grammy Nominations

The Big Surprises! About The 55th Grammy Nominations 4

The Big Surprises! About The 55th Grammy Nominations

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週をまたがってつづいていますGrammy2013ノミネイションの不思議探検スペシャル。しんがりは、メイン楽曲賞の‘Song Of The Year’、そして‘Record Of The Year’へのなんだらかんだらがんだーら。

ですが、まァ、ツッコミドコロの多かった新人賞を観た後じゃそれほどインパクト無し。“We Are Young”(両部門)、“Stronger (What Doesn’t Kill You)”(両部門)、“Call Me Maybe”(Song)、“Somebody That I Used To Know”(Record)という、Billboardの2012年総合ランキングでトップ10へエントリーをしたビッグ・ヒットをならべた上で、ザ・ブラック・キーズの“Lonely Boy”(Record)、エド・シーランの“The A Team”(Song)、フランク・オーシャンの“Thinkin Bout You”(Record)らくろうと好みのものをプラスし独自性も出す、そつのないラインアップ。“The A Team”なんかその煽りもあって1年半前の曲にもかかわらず、再ヒットの火がついたりして、人気成績面からもクリアしそうです。

しかし、ミゲル……。“Adorn”(Song)のノミネイトは、一瞬息が止まりました(嘘ですが)。誰? という人も多いかも。いったいどう鑑みたらいいのでしょうか。ダークホースというよりも、エントリー外のレベルですからね。

そしてもう1人、テイラー・スウィフトの“We Are Never Ever Getting Back Together”(Record)も、変といったら変。ファンの私が言うんですから(^.^; そりゃねまァ当たってはいますよ。それもNo.1ヒットですし。アーティスト・パワーも申しぶんありません。常に光が当たっていますから。でもね、Billboard年間第33位だった曲。データが多少次年度にまたがったからしかたがないとはいえども……。それほどまでに2年連続Grammyのスポットライトを浴びたいのか!? 浴びたいですよね。初のHOT100No.1ヒットだったから、よりいっそう箔もつけたいでしょうし。ただしそのへんをくんでもらった、というより、どうしてもノミネイションのショウのホストをつとめる御褒美と見えてしまうのが悲しいですけれど。

ケリー・クラークソンなんかそろそろ獲りたいでしょうね。2004年、’06年、’08年、’10年、’12年と、常連候補陣にその名を連ねていますが、獲れたのはわずか’06年の二つのみ。’13年はノミネイト四つともすべてゲットを狙っています。敵はそれほど強くないようにみえますが……。

それにしても、ワン・ダイレクションは言うまでもなく、マルーン5、ニッキー・ミナージュ、リアーナの姿がメイン賞候補に無かったのは、不思議。エリー・グールディングが上らなかったのはしかたないとして。‘Album Of The Year’も含め、ブルース・スプリングスティーン、ボブ・ディラン、ライオネル・リッチーらヴェテランのスーパースターがのっからなかったのも、妙でした。ザ・ビーチ・ボーイズなんか、獲ったら盛り上がったでしょうに。

<つづくかも…..>

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