R.I.P. ……Ravi Shankar

正真正銘衝撃でした。彼の織り成す音は、正に時を止め、魂をゆるがし、青年時よりずっと私の中に棲んでいます。

もしも彼がいなかったら、’60sロックも些か変わったものになっていたかもしれません。ザ・ビートルズ……とくにジョージ・ハリスンを始め、変革時のロック・ムーヴメントに関わっていたミュージシャン、なかんずくギタリストでその音に心を奪われた人は少なくなかったがゆえ。勢い、音色面のみならずスピリットも含め、サイケデリック・ロックの流れにも一役買う事になりました。

10歳の頃からすでに兄のダンス・チームのツアーへ交わって全世界を回っていたという彼。シタールに我が路を得たのは18歳の頃だったとか。45年半前の日曜日、タブラのアラ・ラカ等と共にモンタレー・インターナショナル・ポップ・フェスティヴァルで“Rãga Bhimpalasi”などを奏し、集う人全員の心をとらえたのが、齢47歳の時でした。

今となってはもう、ノラ・ジョーンズを娘にもつ、インドのスター・ミュージシャンというほうがしっくりくるのでしょうか?

いつまでもずっと聴いていられるほど安らかな上、曼荼羅の如く、すべてがつながりをもって高みへと広がりゆくそのエクサイティングな音世界は、彼一流のものでした。

Ravi Shankar : Robindro Shaunkor Chowdhury (1920.4.7 Varanasi, Indian Empire – 2012.12.11 San Diego, California)

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