V13 ……R.I.P. Major Harris

1 Trouble LEONA LEWIS

2 Beneath Your Beautiful LABRINTH featuring EMELI SANDE

3 Skyfall ADELE

Girl On Fire ALICIA KEYS

I’m Not The Same Without You DONALD FAGEN

I Will Wait MUMFORD & SONS

Amsterdam IMAGINE DRAGONS

Gaucho DAVE MATTHEWS BAND

Evening’s Kiss/Take Me Away/Monotony WILLIS EARL BEAL

Diamonds RIHANNA

I Think It’s Going Rain Today BARBRA STREISAND

Lover Is Childlike THE LOW ANTHEM

Love Won’t Let Me Wait MAJOR HARRIS

<極私的ベスト13 JBL & Apple & InMyHeart 2012.11.12>

2012年11月5日 – 2012年11月11日の間に、我が家のJBL、Appleそれぞれのオーディオ、そして心の中で回数多くプレイされたトップ13をリストアップいたします。

トップをとったのは、美しいがゆえにロスト・ラヴ・ソングが似つかわしい(?)リオナ・ルイス。哀しくも艶かしい唱いようがたまりせん。米コメディアンにしてラップをものするチャイルディッシュ・ガンビーノのフィーチャリング・ヴァージョンをカットしているようですが、む・ろ・ん、3rdスタジオ・アルバム“Glassheart”に収められたそもそものリオナ独りヴァージョンのほうがいいに決まっています。なので、それがNo.1へ。アレンジメントが古いタッチですし、リオナの情のほとばしるリフレインが続くのみってのもトゥー・マッチと感じ、ムードメイカーとして強いラップをとりいれたかったのかもしれませんが、むしろジャマ。ガンビーノ・ヴァージョンはかえってそのいいムードを壊してしまいました。

ついでその作曲陣の1人、エミリー・サンディーのフィーチャリング曲、ラブリンスのソウルフルなスロー・バラッド“Beneath Your Beautiful”も、第2位へ10ポジションのジャンプアップ。

第3位も、すでに我がV13第1位獲得を果たしたアデルの‘007’曲が再浮上と、ドラマティックな曲がトップ3に並んでいます。

デイヴ・マシューズ・バンドは、曲が変わりましたが、第1位獲得の前3曲同様、8thスタジオ・アルバム“Away From The World”の収録曲。インディオとスパニッシュ混血の南米の牧童をテーマとした曲らしく、ホーンにラテン的要素もとりいれ、エスニックな味わいを醸し出す、温かくもスリリングな大陸的ロックとなっています。妙にゆらめくフィーリングが心地良し。

バルバドス生まれの24歳、ヒップホップ/R&B/ダンス・ポップのアイコン的シンガー、リアーナのリリース前の7thスタジオ・アルバム“Unapologetic”のシングル曲“Diamonds”もエントリーを果たしました。愛らしく、狂おしい……ミッド・テンポのポップなバラッドがそのユニークな聲で官能的につづられます。

そして、メイジャー・ハリス。

ザ・デルフォニックスの頃は、ラインアップの1人となったのが全盛時を外し、それほど際だった存在感を示しませんでしたが、ソロ・デビュー後の1975年、“Love Won’t Let Me Wait”がBillboard HOT100のトップ5ヒット、ミリオンセラーを果たしています。同作品は、楽曲中の悩ましい‘セックス’・ヴォイスのエフェクトにスポットライトが当たりましたが、それなくしても当然大成功しえた、正に当時旬のフィラデルフィア・ソウル・クラシックの1曲といえるでしょう。エレガントなフィリー・アーバン・サウンドと相まって、ゆったりと紡がれる彼のオトナのヴォーカルに魅せられたものでした。

R.I.P. Major Harris III (1947.2.9 – 2012.11.9 Richmond, Virginia, U.S.A.)

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