ウィークリー・レギュラーの、La Blogothèque‘A Take Away Show’。
本日私がおすすめしますのは、ウィリス・アール・ビール。
シカゴ生まれの尖鋭的詩人にして、フォーク、ゴスペル、ブルーズ……カテゴライズし難いローファイなシンガー・ソングライター。
今年春、衝撃的なデビュー・アルバム“Acousmatic Sorcery”をリリースしています。
2012年の秋の或る日、仏ブルターニュのサン・マロで。無数の硝子の破片ですべった撮影隊共々、転がった鳩の骸を見つめながら……。始まって120秒までが語り、そして歌へ。もっているのは、釣り竿の柄……否、ま、マイク。ゆらゆらとソウルがたゆたい、魂をつれていかれます。
A Take Away Show : Willis Earl Beal <October 2012>
