燃え盛る炎をくぐっても、たどりつける極みまで……
あなたといっしょなら、どんなリスクもいとわない
あなたへの愛が叶うなら、何だって耐えていける
と唱われる、“Through The Fire”。
愛をとなえる歌の極みともいえるでしょう。エモーショナルな愛の魂が、正に炎の如く迫ります。
デイヴィッド・フォスター、トム・キーン、シンシア・ウァイルの共作曲。フォスターは、それが彼の作品中唯一唱う人を思い浮かべながら書いたものだったと語っています。なんと作曲中のワーキング名も、“Chaka”だったそう。つまり、曲そのものが予め相思相愛的な絆をもつべくしてもっていたのですね。そして実際録音時31歳だったソウル・ディーヴァ、シャカ・カーンが唱い、アルバムの1曲として前年発表後、1985年、シングルとしてリリース。今も尚珠玉のソウル・ラヴ・バラッドとして、ファンの心に熱く残っています。
27年前の今日、夫婦となったその日、セレモニーのミュージック・エフェクトの1曲として、それをとりいれた私たちふたりにとっても……。
Through The Fire | Chaka Khan
