日本上映記念!
Phantom Liner Notes :
“The Hunger Games : Songs From District 12 And Beyond”
心の淵に潜む“想い”を曝け出す……
美しくも、恐ろしい、妖かしの音世界。
死と隣り合わせの儚い愛が感じられます。
“The Hunger Games”のイマジネイションを音楽的に表わした、オフィシャル・コンパニオン・アルバム“The Hunger Games : Songs From District 12 And Beyond”。
本体映画同様、スリリングなムードがたゆたいます。
米映画“The Hunger Games”は、米コネティカット生まれの小説家スザンヌ・コリンズが、2008年、サヴァイヴァル系の冒険殺し合い小説三部作の第1弾として著し、ベストセラーとなったものの同名映画化(監督 : ゲイリー・ロス | 製作 : ニーナ・ジェイコブソン、ジョン・キリク | 出演 : ジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン、リアム・ヘムズワース、エリザベス・バンクス、レニー・クラヴィッツ、スタンリー・トゥッチ、ウッディ・ハレルソン、ドナルド・サザーランド)。2012年初春、全米等で映画館上映が始まるや、爆発的なヒットに。$78,000,000の製作費でつくられたものが、同年秋時点で$685,000,000という米国内興行売上をマークしています。
オリジナル・スコアは、エルトン・ジョンらとのコラボレイション等を経て、映画音楽界転出を果たした米俊英コンポーザーのジェイムズ・ニュートン・ハワードが、T・ボーン・バーネットのプロデュースの下でつくりました。アーケイド・ファイアー等の力も得てつくられたそのスコア集は、タイトル・トラックなどを収め、アルバム“The Hunger Games : Original Motion Picture Score”としてリリースされています。
本作品はそのサウンドトラックとなっていますが、同映画に絡むインスパイア作。サイド・プロジェクトのようなものといえるでしょう。
アルバム・リリース前の2011年の暮れ、テイラー・スウィフト&シヴイル・ウォーズの“Safe & Sound”がシングルとしてリリース。映画上映前、同ヴィデオクリップも配信化し、宣伝上、一役買っています。
同サウンドトラック盤自体も、米国内で2012年3月20日発売。発売週にして175,000コピーを売り、2012.4.7Billboardアルバム・チャートのNo.1へ初エントリーというビッグ・ヒットを果たしました。そして、すぐにゴールド・ディスクとなっています。
<全曲詳細解説へとつづく>
