V13

1 And I Will Kiss UNDERWORLD featuring EVELYN GLENNIE and THE PANDEMONIUM DRUMMERS

2 Peace Of Mind/Reprise/Catch Me THE JEZABELS

3 Lost & Found LIANNE LA HAVAS

My Lagan Love THE CHIEFTAINS with LISA HANNIGAN

Sirdis ALINA ORLOVA

New Year PAT METHENY

Lights ELLIE GOULDING

Wyatt’s Eulogy For George Hanson BRAD MEHLDAU TRIO

Circulation THURSTON MOORE

Read All About It (Part III) EMELI SANDÉ

Lover Is Childlike THE LOW ANTHEM

Here We Are (Chancer) SIVERSUN PICKUPS

Too Tough To Die NENEH CHERRY & THE THING

<極私的ベスト13 JBL & Apple & InMyHeart 2012.8.6>

2012年7月30日 – 2012年8月5日の間に、我が家のJBL、Appleそれぞれのオーディオ、そして心の中で回数多くプレイされたトップ13をリストアップいたします。

オリンピック、強し! 前回初登場の第3位からあたかも決まっていたかの如くトップへ。しかし、たとえオリンピックが絡まなかったとしても、そうなったでしょう。これほどまでにドラマティックで、エモーショナルで、ダイナミックな曲なのですから。凄まじいパワーにいったんとらわれてしまったらもう、離れられません。

そんな流れから、似た様なタッチをもつ曲が、第4位へ初エントリー。といっても、ヨーロッパのいにしえの香が漂う点がマッチしているってだけですが。ケルトかられんめんとつらなるアイリッシュ・トラディショナルのしらべを今につたえるバンド、ザ・チーフテインズが、英欧米のインディー・ロック、トラッド・フォーク、ブルーグラス、カントリー、ロカビリー系アクトとのそれぞれ1曲ずつのセッションをつづった、2012年リリースのアルバム“Voice Of Ages”の1曲。2012年前半、我がV13のトップ・アクトとなりましたアイルランドのピュアなフィーメイル・シンガー・ソングライター、リサ・ハニガンが、ヴォーカルをつとめています。孫とすらいえる程年齢は離れていますが、ルーツを同じくするものらしく、しっとりといいフィーリングで交わっています。そもそもはアイルランド北西部のドニゴールのトラディショナル・ソング。‘Lagan’は、北アイルランドのベルファストへ注ぐ河の名ですが、ドニゴールのスウィリー入り江へ注ぐ河を示すとの説も。

そして同作品の共演陣の1組としてその名をつらねる、米ロード・アイランド・プロヴィデンスのオルタナティヴ・トラッド・フォーク・ロック・バンド、ザ・ロウ・アンセムも、初登場。幻のライナーノーツを書くといったものの、まんま幻となっている(^.^;米映画“The Hunger Games”のサウンドトラック盤の1曲ですね。“Safe & Sound”、“Eyes Open”、“The Ruler And The Killer”、“Just A Game”、“Come Away To The Water”、“Run Daddy Run”、“Kingdom Come”、“Dark Days”に続く、同サウンドトラック通算9曲目のエントリーとなりました。ドリーミーなムードの中、幻想的な音世界がふんわりと決まっています。

んでもって次も初登場ですが、米ロスアンジェルスのオルタナティヴ・ロック・バンド、シルヴァーサン・ピックアップス、2012年リリースのアルバム“Neck Of The Woods”の1曲。“Bloody Mary (Nerve Endings)”に次ぐエントリー第2弾となります。ゆったりと進みながらも、スリリングなビートにのっかって、甘いヴォーカルが恐ろしく迫ります。まるでふり向いたらすぐ後にいるかの様に。

スウェーデンのフリー・ヒップ・ホップ・ソウル&ジャズ・チーム、ネナ・チェリー&ザ・シングも曲が入れ替わりました。コチラもまた2012年リリースのアルバム“The Cherry Thing”からのもの。英フィーメイル・トリップ・ホップ系シンガー・ソングライター、マルティナ・トップリー・バード、2003年のデビュー・アルバム“Quixotic”(翌年改変盤“Anything”として新装再発売)の1曲をカヴァーしたものですね。或る種天真爛漫、愛らしい(?)ヴォーカルが、フリーフォームなジャズとクロスオーヴァーし、トリッピーでぶっとんだ音世界が閃いています。クールで、しかもぐっとクレイジーに。

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