1 Lost & Found LIANNE LA HAVAS
2 Peace Of Mind THE JEZABELS
3 And I Will Kiss UNDERWORLD featuring EVELYN GLENNIE and THE PANDEMONIUM DRUMMERS
Read All About It (Part III) EMELI SANDÉ
Lights ELLIE GOULDING
Sirdis ALINA ORLOVA
Underneath ADAM LAMBERT
Dream Baby Dream NENEH CHERRY & THE THING
O Sleep LISA HANNIGAN
Bloody Mary (Nerve Endings) SILVERSUN PICKUPS
Wyatt’s Eulogy For George Hanson BRAD MEHLDAU TRIO
Circulation THURSTON MOORE
New Year PAT METHENY
<極私的ベスト13 JBL & Apple & InMyHeart 2012.7.30>
2012年7月23日 – 2012年7月29日の間に、我が家のJBL、Appleそれぞれのオーディオ、そして心の中で回数多くプレイされたトップ13をリストアップいたします。
Ichiroが来るんじゃないかと思っていたのですが、まァ、応援歌ですからね……。といっても、そんな流れから、デス・キャブ・フォー・キューティーが来るポテンシャルは高かったのですが、金曜日のLa Blogothèque‘A Take Away Show’でピックアップをしたザ・ロウ・アンセムに阻まれて、わずかながら回数的にエントリーするまでには至りませんでした。え!? ならばなぜそのライヴァルの姿がないのかって? オリンピック、ですね。27日のオリンピック・オープニング・セレモニーが、とてつもなく音楽的だったがため、突然嵐の如くヘヴィ・ローテイションとなるものがいくつか現われてしまったから。とくにその1曲、トップ3へ初登場を果たした“And I Will Kiss”にはほんとうに心をとらわれました。
セレモニーのミュージック・ディレクターをつとめたアンダーワールドは、1987年、カール・ハイドとリック・スミスのパートナーシップを基につくられた英テクノ・アクト。やがてエレクトロニカのVIPへとのしあがりました。イヴェリン・グレニーは、1965年7月19日、スコットランド・アバーディーンシャー生まれのパーカッショニスト。11歳の時聴覚を失いながらも、今やフィーメイル・パーカッション・プレイヤーとして最高峰と言われるまでになっています。そんな彼らのつむぐドラマティックな叙情詩に、1,000人のリアルなドラムが連なってダイナミックに轟くというもの。まるで一巻の壮大な伝記でもみているかのよう。……ふるえます。
ただしその凄まじい勢いをも止めたものが、ふたつあったんですよね。
リアンヌ・ラ・ハヴァスは、極私的な2012年ブライテスト・ホープの1人。“Lost & Found”で、いったんはトップ3に甘んじつつも、かえり咲いてのNo.1を奪っています。
ザ・ジェザベルズも、V13出世株の1組。本命曲でトップを狙う構えですけれども、どうでしょうか。
初エントリーはもう1曲。1954年8月12日、米ミズーリ・リーズ・サミット生まれのジャズ・フュージョン・ギタリスト、パット・メセニーの新録曲“New Year”ですね。1971年1月1日、米シカゴ生まれのサクソフォニストでバス・クラリネットなども吹くマルチ・インストゥルメンタリスト、クリス・ポッターらとつくった、2012年リリースのアルバム“Unity Band”の冒頭曲。エモーショナルな音世界に誘われて、我を忘れそうになります。サクソフォンと交わった事で、3割……否、7割哀愁が増したような感も。
