Eternal Songs Kaleidoscope 佳曲萬華鏡
Careful 8 : Love Is Blindness / Cassandra Wilson
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テーマとしてはいわゆる愛の闇と罠、そしてその行く末が画かれているようですが、隠喩的なメッセージも色々潜んでいるそうな。しかし、そのへんはまァ、あまり深く掘り下げないほうがいいでしょう。親しみがもてなくなるので。
陥ってしまった愛の罠、それをとらえた曲として、極めつけともいえるもの。
“Achtung Baby”のレコーディング・セッション中、ジ・エッジが妻アイスリン・オサリヴァンと別れるというリアルな出来事が重なって、意味深な想いがつまったそのギター・パフォーマンスをもたらしたそう。
U2のライヴ・レパートリーとなったのは、1992年2月29日以降の“Zoo TV”ツアーで。ツアーの間、基本的にセットのクロージングかその一つ前の曲としてプレイ。一つ前となる時は、エルヴィス・プレスリーの熱いラヴ・ソング“Can’t Help Falling In Love”へとつながるカタチで組まれていました。しかしその後は、殆ど演らなくなっています。
<つづく>
