V13

1 And I Am Telling You I’m Not Going JENNIFER HOLLIDAY

2 O Sleep LISA HANNIGAN

3 Mountains EMELI SANDÉ

Never Close Our Eyes ADAM LAMBERT

Lights (acoustic) ELLIE GOULDING

Oh Susannah NEIL YOUNG & CRAZY HORSE

Anything We Want FIONA APPLE

Bloody Mary (Nerve Endings) SILVERSUN PICKUPS

After The Fall NORAH JONES

Nobody Nowhere THE JEZABELS

Cashback NENEH CHERRY & THE THING

Unbreakable KARYN WHITE

Love Love Love OF MONSTERS AND MEN

<極私的ベスト13 JBL & Apple & InMyHeart 2012.6.25>

2012年6月18日 – 2012年6月24日の間に、我が家のJBL、Appleそれぞれのオーディオ、そして心の中で回数多くプレイされたトップ13をリストアップいたします。

ジェニファー・ホリデイとジェシカ・サンチェス、“American Idol (season 11)”フィナーレのハイライト・デュエット・パフォーマンスがそのまんまトップをキープ……とはならずも、ジェニファーのオリジナル・ヴァージョンが最高位を継ぐカタチとなりました。まァ、“And I Am Telling You I’m Not Going”が、集計日の5日間当ブログのテーマでしたからね。ホイットニー・ヒューストンも迫りましたが、今一歩。アメリカン・ミュージック・アウォーズのパフォーマンスをみていると、どうしてもメドレーで歌う次の“I Have Nothing”へ情が移ってしまうため、心の中の数をまとめられず。

リサ・ハニガン、ランクそのものは変わりなしも、曲が変わりました。といっても、コチラもまた’11年リリースのアルバム“Passenger”の1曲。1973年6月18日、米ニューハンプシャー生まれのグラミー賞シンガー・ソングライター、レイ・ラモンターニュとデュエットしたものです。同作、通算6曲目のエントリーとなりました。たんたんと歌っていながら、内に秘めたる想いがじんわりと伝わってくるよう。オンナとオトコでしっとり綴る、インティメイトなムードが快し。

突然第5位へエントリーを果たしたエリー・グールディングは、1986年12月30日、英へレフォード生まれのフォークトロニカ(エレクトロポップ)系女性シンガー・ソングライター。みえませんが、ギター、ピアノ、ドラム等のマルチ・プレイヤーでもあります。’10年のBRITアウォーズ評論家選奨獲得アーティストとしてスポットライトが当たりました。’08年につくられ、’11年シングルとしてリリースもした“Lights”は、すでにミリオンダウンロード・ヒット。つまりそもそも今エントリーしてくるような最新曲じゃありません。我がV13も、エントリーしてはいませんが、昨年春からずっとバブリング・アンダーグラウンド、13位圏外でくすぶっていた曲。実はそれまで触れずにいたアコースティック・ヴァージョンを試してみたら来るものがあり、今回突如関門をクリアしたというわけです。メロディアスな曲そのものは好ましく想っていましたから、何かしっくりいかなかった靄のようなものが晴れたんでしょうね。なんといっても良いのが、そのいたましく愛らしい声。アコースティック・ヴァージョンは、ダンサブルなテンポと心地良いエレクトロニックな音の面白味はなくなりますが、声そのもので十分魅せられます。フォークトロニカという’売り’からは外れますけれど、どうせよくわからないしろものなので、よろしいかと。フツーにフォーキッシュなポップという事で、わかりやすいし。

Lights (acoustic) / Ellie Goulding

そしてトップ10、第10位へオーストラリアの男女混合新鋭ロック・バンド、ジェザベルズが再びエントリー。’11年リリースのデビュー・アルバム“Prisoner”の次のヘヴィ・ローテイション曲は、“Nobody Nowhere”へ移り変わりました。ただし、ダイナミックなニューウェイヴ・ロックの轟然音世界に、ガーリッシュなハイトーン・ヴォーカルが狂おしく翔ぶタッチは、殆ど変わりありません。轟然音ぶりがぐっと増し、烈しくなったって感じでしょうか。

第12位は、懐かしのキャリン・ホワイト、久しぶりとなる御目見え。1965年10月14日、米ロスアンジェルス生まれの’80sブラック・コンテンポラリー系可憐シンガー・ソングライター、’12年リリースのニュー・アルバム“Carpe Diem”の1曲、蠱惑的なスローバラッドがエントリーしてまいりました。アーバン・ブラック・サウンドに、くるんくるん跳ねっかえるスウィートなハイトーン・ヴォーカルが、良い味わいを醸しだしていた人。歳をとるにつれその声も少し低くなったとはいえ、それゆえによりリアリティーが感じられ、美しくもデリケートなヴィブラートはそのままで酔わせてくれます。

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