Eternal Songs Kaleidoscope 佳曲萬華鏡
Careful 10 : And I Am Telling You I’m Not Going / Jennifer Holliday
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言っておくわ、私はあなたと別れないわよ。あなたがいちばん。離れ離れになるなんて、嫌、嫌、嫌! あなたなしでは生きていけない。ずっとあなたのそばにいるわ。そしてあなたも私を愛してくれるの。愛してね! 愛するでしょ!? 愛するわよね!!!
……と迫る、炎の如く燃え盛る愛の歌。恐ろしいですね……もとい、凄まじいですね(^.^;
1981年の暮れ、ブロードウェイのインペリアル・シアターでそのショウは始まりました。ザ・スプリームスとモータウン・レーベル・ヒストリーをベースとした、’ザ・ドリームズ’のショウビジネス・サクセス・ストーリーを描くミュージカル“Dreamgirls”。“And I Am Telling You I’m Not Going”はその第1幕エンディングを彩るハイライト曲として生まれました。
“Dreamgirls”Jennifer Holliday
オリジナルのミュージカルで、それを歌い、スポットライトが当たったのが、当時未だ21歳だったジェニファー・ホリデイ。ザ・ドリームズのエフィー・ホワイトを演じ、ほとばしる愛をせつせつと綴る熱い歌が涙を誘い、トニー賞を始め、グラミー賞獲得へ至るほど讃えられ、十八番のレパートリーとなったのです。
<つづく>
