Eternal Songs Kaleidoscope 佳曲萬華鏡
Careful 9 &… : Oh Susannah / Neil Young & Crazy Horse /// Venus / The Shocking Blue
-5-
改めてれんめんとつながる流れをふりかえってみましょう。
いにしえから、今へ……とはいっても、フォスターの昔の‘音’は探しようがないので、Billboardのランキング上、最も古くエントリーを果たしたヴァージョンを源として、3ple A Plays!
Wendell Hall & Shannon Quartet “Oh! Susanna” (1924)
The Big 3 “The Banjo Song” (1963)
Bananarama “Venus” (1986)
なんか、どうしても妙な流れになってしまうのはなぜ? 私がひねくれているからでしょうか。まずはフィーリングと詞が、そしてそのアレンジメントっていうか、メロディーがつながっていったと。つまり、流れそのものがひねくれているわけですが。フォスターのオリジナル本線も当然、現在にいたるまでそのままつながるかたわら、“Venus”のオカゲで、新奇翻案物として消えゆく筈だったザ・ビッグ・スリーの支線も独自の流域をつくってしまったという。
<extra>
Dave Matthews / Neil Young “Oh Susannah” (2011)
<了>
