Love Is Blindness / Cassandra Wilson

Eternal Songs Kaleidoscope 佳曲萬華鏡

Careful 8 : Love Is Blindness / Cassandra Wilson

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恋とはとっても盲目的なものだから、それが何なのかなんて知りたくもない。夜の闇で包み、私の魂を奪ってほしい。まわりのすべてが見えなくなるくらいに……と歌い出す、“Love Is Blindness”。

時計仕掛付の冷んやりした鋼の塊の如く、触れてもわけがわからぬまま、灯を消し、始まってしまう。いつか前ぶれもなく弔われぬ死を迎えるような、危ういものだと勘づいてはいても……と綴り。

恋とはそのすべてが秘め事の中で深い泉の底へ溺れるようなものだから……と結んでいます。

恋をクールにとらえるかたわら、(心の内に秘めたる)熱い情念的衝動をズバリ表わしてもいるという。

情をほとばしるまま歌にぶつけるもよし、抑え乍ら歌うもまたよし、いずれにしろエモーショナルなラヴバラッドとして深いリリシズムを感じられます。

<つづく>

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