Nothing But The ‘Debuted At No.1’

マドンナが、コンサートのティケットとカップリングしてまでも獲りたかった、Billboardアルバム・チャートのNo.1。

記録上、5作連続の初エントリーNo.1がかかっていたんですよね。そして、目論見どおりクリアしたというしだい。

ランキングのトップを獲る事に何の意味合いがあるのか、ともいわれますが、ヴォーカリストとしてよりも、スーパー”アイドル”としてとらえられる限り、外したくないものでしょう。たとえ、ミリオンセラーを外しても、コチラは獲るっていうくらい。勢いがすべてですから。

Madonna : ‘Debuted At No.1’ Albums On The Billboard

2000.10.07 Music (420,000 – 3XPlatinum)

2003.05.10 American Life (240,000 – Platinum)

2005.12.03 Confessions On A Dance Floor (350,000 – Platinum)

2008.05.17 Hard Candy (280,000 – Gold)

2012.04.14 MDNA (359,000 – ?)

<Billboard>

*初登場日付 タイトル (米国内 : 初回売上数 – ’12年時点のRIAA認証売上等級)

すべて、初エントリーにしてNo.1を奪ったものの、守れもしなけりゃ、再浮上もなしえず。初回売上数でトップを外したら、No.1を獲る事は叶わない……それが、彼女の近年の実情ですね。ミリオンセラーよりも、No.1。それをそのまま表わしたのが、”Hard Candy”でした。

ともあれいずれにしろ”MDNA”で通算8作目のNo.1をマーク。フィーメイル・アクトでその上に聳え立つのは、9作のバーブラ・ストライザンドのみですからね。今、チャレンジを止めるわけにはいかないでしょう。それが、スーパー”アイドル”のさだめというものです……!?

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