Under Simon(e)’s Direction

ファーストが ナンバーワンへ 一直線

乗ればらくちん

SIMON(E)のレール(DIRECTION)

英TVショウ”The X Factor”出のブリティッシュ/アイリッシュ系融合ボーイ・バンド、ワン・ダイレクション。同番組を司るサイモン・コーウェルのレコード・レーベル、サイコ・ミュージックとサインしてつくったデビュー・アルバム”Up All Night”が、本国内でもかなえられなかったランキングのトップを、なんと米Billboard 200でかなえてしまいました。

しかも初エントリーにしてNo.1という、英国勢の”グループ”のデビュー・アルバムとして初のアクションだったため、ビートルズを凌ぐとかなんとか騒がしい事で(どんなふうに比べれば凌ぐとまでいえるのか不思議ですが……音楽性そのものはまァね、みずみずしくって良いんじゃないかと)。

そういえば、近年、同様の経緯でシーンに現われた歌”姫”達、レオナ・ルイスも、そしてかのスーザン・ボイルも、似た様なアクションで、ファンファーレを鳴らしましたっけ。

みんな、コーウェルの掌の中の人ばかり。今や、ヒットしたいなら、彼の言う通りにしていりゃそれで良いって勢いですよね。楽しみにしていたレオナのファースト作りにかなりがっかりした私としてはなんだかなァ、という感じですけれども。

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