M It’s Nice To Be With You / French Song / Shades Of Gray / Valleri / I Wanna Be Free THE MONKEES
1 Nowhere To Go LISA HANNIGAN
1 Call It What You Want / Miss You / Life On The Nickel FOSTER THE PEOPLE
1 Elegia BRAD MEHLDAU, KEVIN HAYS & PATRICK ZIMMERLI
My Valentine PAUL McCARTNEY
Rumour Has It ADELE
Daddy EMELI SANDÉ featuring NAUGHTY BOY
Calle 7 VINICIUS CANTUÁRIA & BILL FRISELL
No Room For Doubt (La Blogotheque’s) LIANNE LA HAVAS
Love More SHARON VAN ETTEN
We Are Young FUN. featuring JANELLE MONÁE
Poison & Wine THE CIVIL WARS
The Beast LAURA MARLING
<極私的ベスト13 JBL & Apple & InMyHeart 2012.3.19>
2012年3月12日 – 2012年3月18日の間に、我が家のJBL、Appleそれぞれのオーディオ、そして心の中で回数多くプレイされたトップ13をリストアップいたします。
3週間振りにふつうのV13となりました。といっても、実は今も変わらずデイヴィー・ジョーンズのヘヴィ・ローテイションは止まっていないため、トップ3とはべつにそのベスト5を記してあります。
フォスター・ザ・ピープルは、曲が少し増えていますが、すべて’11年のデビュー・スタジオ・アルバム”Torches”のもの。
そしてアデル、またしても”21″からのニュー・カット”Rumour Has It”が、なんと同作8曲目(ライヴを除く)のエントリー。ただし、たぶんすぐに前のいずれかの曲にとってかわられ、No.1を獲るまでには至らならないでしょう。
ザ・シヴィル・ウォーズも、曲が変わりました。しかし、前回初エントリーの出世作”Barton Hollow”よりも古く、’09年のデビュー・スタジオ・EPのタイトル曲。じっと、お互い瞳を見つめながらデュエットしているのが見えるかのよう(彼らはいつもそうしているので)。ナチュラルでスロー、流れるように美しくしっとりとして、忘れ難く心の奥に刻まれてしまう、そんな曲。ずっと続くリフレインと共に、オトコとオンナの深い情が熱く絡み合い、たんたんとしていながら、ぐっとエモーショナルに極まっていくという。それはもうドラマティックですらあります。しかもその実、愛をとらえたといえども、アンチノミーな曲なのがまた、いとおかし。尚、デュオのかたわれ、ジョイ・ウィリアムズは、今リアルに妊娠中。おアイテはもちろんそのかたわれ、ジョン・ポール・ホワイト……じゃないので、念のため。歌うようすからはそう見えるんですけれど、ね。
アーティストそのものが初エントリーしたものは、二つあります。
まずは、今現在Billboard HOT100のNo.1を守る、ニューヨークのオルタナティヴ・ロック・トリオ、ファンが、我がV13ファミリーの米尖鋭女性ネオソウル・アクト、ジャネル・モネイのヴォーカルをフィーチャーしてつくった”We Are Young”。’12年リリースの2ndスタジオ・アルバム”Some Nights”のリード曲としてヒット、初のランク曲にしてNo.1、ミリオンセラーを果たしています。TVショウ”Glee”を始め、スーパーボウルのCF等様々なかたちでフィーチャーされたのが効いたようで。キャッチーなメロディー・ライン、ピアノのしらべがうるわしく、正統派の甘いヴォーカルが舞う、なんていうと、フツーにポップな曲みたいですね。実際或る意味応援歌ふうですし。しかし、何か少し変!? それはなんとなくトんでる詞、ライヴバーが荒れてめちゃくちゃになるヴィデオクリップにもしっかり現われています。ちょっぴりモンティ・パイソンふうなんですよね、フィーリングが。思いもよらず(?)パロッたタッチになっちゃったっていうか。
ローラ・マーリングは、’90年2月2日、英ハンプシャー生まれのフォーク・ロック系女性シンガー・ソングライター。’11年発表の第31回BRITアウォーズでベスト・ブリティッシュ・フィーメイル・ソロ・アーティスト賞獲得の注目株としてスポットライトが当たっています。”The Beast”は、’11年リリースの3rdアルバム”A Creature I Don’t Know”の1曲。アコースティック・ギター1本で綴られるイントロダクション、リズム隊が合流後、一転変わってアグレッシヴなフォーク・ロックへ。荒み猛る音の流れにまかせ、ゆったりと、しかし鋭く紡ぐ歌。たおやかながらも、狂おしい。
