FXXXな　替歌王の　いたずらに

目くじらたつも　またいとさびし

レディー・ガガも出たニューヨークのタイムズスクェアで繰りひろげられたニューイヤーズイヴのイヴェント。カウントダウン前のライヴでシーロー・グリーンがやってくれました。皆が良く知る或る曲の詞を少しばかりいじって歌ってしまったのですね。それが、あろうことか、ジョン・レノンの”Imagine”だったから、さあたいへん。

“nothing to kill or die for”に続く”and no religion too”が”and all religions’ true”と替えられたため、意味合いがへんにねじ曲げられたってんで、彼のツイッター(それがまた怒るファンとマトモに「詞を替えたからってリスペクトしていないわけじゃない」なんて遺り合ったりしたものですから)が大炎上!　まァ、長いファー・コートに身をふんわり包み、でかい金時計をちらつかせながら、”imagine no possessions”(想い浮かべてみよう、私有物が何も無い事を)と歌うのもどうかと思いますけれど。

でもね……。私自身、決してそれがセンスの良い替え歌だったなんて思っちゃいません。けれど、もしそうなら、あーあ、外しちゃったなァ、センス悪!……でいいんじゃないかと。替え歌も笑ってすます(あるいはただにがにがしく感じるだけですます)おおらかさが欲しいなって。だってそもそも、”Fuck You!”を”Forget You”と歌うエンターテイナーですし(それは話がちと違うって!?) 。