V13

X You Sent Me Flying AMY WINEHOUSE

1 He Won’t Go ADELE

2 Out Of My Head LUPE FIASCO featuring TREY SONGZ

3 So Far Away CAROLE KING

The Lonely CHRISTINA PERRI

The Other Side BRUNO MARS featuring CEE LO GREEN & B.o.B

Sor Maria MANÁ

Sim Sala Bim FLEET FOXES

Calgary BON IVER

Perfect Stranger KATY B featuring Magnetic Man

Dance Without You SKYLAR GREY

Corriente Vital OJOS DE BRUJO

Soldier THE STANLEY CLARKE BAND

<極私的ベスト13 JBL & Apple & InMyHeart 2011.8.1>

2011年7月25日~7月31日の間に、我が家のJBL、Appleそれぞれのオーディオ、そして心の中で回数多くプレイされた13曲をピックアップいたします。

エイミー・ワインハウスを偲ぶ2003年の曲が、私の哀悼曲として未だ番付外に。そして当ブログでもとりあげたその葬儀追悼曲……キャロル・キング、1971年のヒット”So Far Away”が、トップ3へ。

ほかは依然停滞気味ですが、1曲地味に変わったというか、再び舞い戻ってきたのが、ケイティー・Bの”Perfect Stranger”。そもそもは”featuring Katy B”というべき曲なのですが、iTunes Festivalでそのパフォーマンスを見て、再び火がついたものなので。まァ、ライヴそのものはわるくはないかなァ、ってくらいの出来映えでしたが。’11年リリースのデビュー・アルバムからの1曲として。

V13初エントリーは、1曲。とはいえこれも昨年来のものとなりますね。正真正銘初登場とはいいがたいかも。グラミー受賞後からくすぶっていましたが、ついにエントリーを果たしました。’51年6月30日、フィラデルフィア生まれのジャズ=フュージョン界の重鎮的ベーシストにして、名うてのTV&映画音楽作曲家という顔も持つスタンリー・クラークが、現在我が国随一のジャズ姫上原ひろみらをゲストに擁してつくった、’10年リリースのグラミー賞獲得アルバム”THE STANLEY CLARKE BAND”の1曲”Soldier”。’80年11月4日、ウクライナ生まれのイスラエル育ち、バンドのレギュラー・キーボーディスト、ルスラン・シロタがつくった曲ですね。まずはその音世界の振り幅の広さがおもしろい! 穏やかなイントロダクションからゆったり始まったかと思ったら、突然狂い出すみたいな。流れはたしかにジャズのそれながら、ピークでエモーショナルに”ロック”な音が弾け跳ぶ、というエクセントリックさがたまりません。しかしそのきらびやかにたゆたうピアノ、激情的なリズムを刻むドラム、そして何よりもエレガントなベースのインタープレイが、えもいわれぬ幻想的世界を生み出しています。大らかで、ドラマティック。秘めつづけた熱い想いがほとばしり、とめどなくどこまでも広がっていきそう。ほんとうに、いければいいのに……。

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