Newport Folk Festival

HAWHOKKKEKYO 真説大衆音楽”洋”語辞典

festival

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あまりにも”モンタレー”に関し、長く熱く語り過ぎてしまいました。あたかもその時、そこにいたかのように……。いいかげんなものですね。しかし、それほどこのイヴェントが後のミュージック・フェスティヴァルのありかたに及ぼした影響力が凄まじいものだったという意を汲んでもらえれば、と。

とはいえこれがいわゆるすべての”フェス”のルーツだったわけでもありません。若いファンが集うセンセイショナルなミュージック・イヴェントはその少し前からすでに始まっていたのです。

ニューポート・フォーク・フェスティヴァル。

1959年~’71年(?)、および復活後の’85年以降、米ロード・アイランド州ニューポートで年に1回開催されている、ミュージック・フェスティヴァルですね。フォーク、ブルーズ、トラッド系ミュージシャン(カントリー等も)とそのファンの集う1大野外コンサート・イヴェントで、”フォーク・リヴァイヴァル”ムーヴメントのメッカとして、新たなる音楽的感覚の(時に市民運動的メッセージも含む)世界的な発信源となりました。

かつてニューポート・ジャズ・フェスティヴァルで大成功を果たしたプロモーター/プロデューサーのジョージ・ウェインが始めたものですが、マネージャーのアルバート・グロスマン、さらにセオドア・バイケル、オスカー・ブランド、ピート・シーガーというフォーク系ミュージシャンらとの共同態勢下で進められています。

’59年の第1回は、28アクトがパフォーマンス。ジョーン・バエズがスターダムへのしあがります。やがて非営利の祭典化。ボブ・ディラン初出演の’63年は、100組以上出演、4万5千人以上動員というビッグ・イヴェントとなっています。そして’65年、オーディエンスはそのディランによる”フォーク・ロック”誕生の瞬間を目撃することになるのです。

<つづく>

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