1 Broken Record KATY B
2 Set Fire To The Rain/Turning Tables/Rolling In The Deep ADELE
3 Dance Without You SKYLAR GREY
Avec Le Temps ANNE SOFIE VON OTTER & BRAD MEHLDAU
In The Dark Places PJ HARVEY
The Lonely CHRISTINA PERRI
Calgary BON IVER
Out Of My Head LUPE FIASCO featuring TREY SONGZ
Lost In My Mind THE HEAD AND THE HEART
The Shrine / An Argument FLEET FOXES
Over You RAPHAEL SAADIQ
Corriente Vital OJOS DE BRUJO
My Favorite Things (Live In Marciac) BRAD MEHLDAU
<極私的ベスト13 JBL & Apple & InMyHeart 2011.7.4>
2011年6月27日~7月3日、我が家のJBL、Appleそれぞれのオーディオ、そして心の中で回数多くプレイされた13曲をピックアップいたします。
英国人女性の闘い……22歳、南ロンドン生まれのKaty Bが、23歳、北ロンドン生まれのAdeleを下し、ついにトップへ。25歳の米国人Skylar”Holly Brook”Greyがトップ3の残り1ポジションを占めています。Adeleは、殆ど同回数だったため、3曲列記。ちなみにその下は、56歳のスウェーデン人Anne Sofie Von Otter (と、40歳の米国人男性Brad Mehldau)、41歳の英国人PJ Harvey、24歳の米国人Christina Perriと続いています。Christinaは、曲が’11年リリースのデビュー・アルバム”lovestrong”の別の物に替わりました。
そして第7位以下に3曲、初エントリーしています。
Bon Iver (ボン・イヴェール)は、1981年4月30日、米ウィスコンシン生まれのフォーク系シンガー・ソングライター、Justin (DeYarmond Edison) Vernonが、’07年、Michael Noyce、Sean Carey、Matthew McCaughanらとつくった異名儀プロジェクト。’08年、アルバム”For Emma, Forever Ago”でデビューしています。以来彼は、ロラパルーザを始め、ライヴを通じ、そしてKanye Westらとのコラボレイションを経て、だんだんとその名を知らしめるように。’11年リリースの2ndアルバム”Bon Iver”は、7月9日付米Billboardで初登場2位というビッグ・ヒットとなりました。”Calgary”はその1stシングルカット。ナチュラルで、叙情的で、ドラマティックで。ゆったりと、しかしリズミカルにしっかり刻まれる散文詩的な音世界。温もりのあるファルセット・ヴォーカルがふんわりと漂い、思わずうっとり夢心地にさせられます。
’82年2月16日、シカゴ生まれのLupe Fiascoは、今、最も熱いヒップ・ホップ・アクトといえるでしょう。すでにNo.1に輝く’11年リリースの3rdアルバム”Lasers”からのシングル第3弾。第1弾”The Show Must Goes On”がトップ10ヒットのロングセラーとなったため、今現在ヒットチャートのアクションはスカイラー・グレイがフィーチャーされたちょっぴり重い第2弾”Words I Never Said”同様振るいません。けれど、再び軽く楽しめるタッチの曲で、しょっぱなからすぐのれるダンサブルなリズム、1発で心を鷲づかみにするメロディー、エモーショナルなヴォーカル等、キャッチーな作りになっているので、誰もがみんなおキラクに楽しめるでしょう。さすが、旬の人ですね。ちなみにそのフィーチャリング・アクトTrey Songzは、’84年11月28日、米ヴァージニア生まれのR&Bシンガー・ソングライター。’10年リリースの彼自身のアルバム”Passion, Pain & Pleasure”もゴールド・ディスクになっています。
The Head And The Heartは、米シアトルで’09年の夏結成、男女6人組のフォーク・ロック・グループ。’11年、同タイトルのアルバムでメジャー・デビューを果たしました。”Lost In My Mind”はその1曲。昔を呼び醒ますようなヴォーカル・ハーモニーが、まるで1本の河の如く、体の中へ。米国伝統民謡を”今”の世に紡ぐかのような、生なりのフォーキッシュな歌がアコースティックに綴られています。Bon Iver共々穏やかな自然美に浸りたい時に芳し。
リハーサルしようかと思っていたら、いつの間にやら始まってしまったような夏本番。それゆえか、なんとなく清らかでクールな曲が好ましく感じられるみたいです。
