Fresh Summer Festivals

HAWHOKKKEKYOで”festival”を始めるに当たって、未だ間に合う(かもしれない)サマー・フェスをピックアップしてみるべし。

まずは、米国編。

BONNAROO MUSIC & ARTS FESTIVAL

2011.6.9→12 Manchester 700-acre farm

Eminem • Arcade Fire • Widespread Panic • The Black Keys • Buffalo Springfield featuring Richie Furay, Stephen Stills, Neil Young, Rick Rosas, Joe Vitale • My Morning Jacket • Lil Wayne • String Cheese Incident • Robert Plant & Band Of Joy • Mumford & Sons • The Strokes • The Decemberists • Ray Lamontagne • Dr. John with Original Meters and Allen Toussaint Performing Desitively Bonnaroo • Alison Krauss & Union Station featuring Jerry Douglas • Florence + The Machine • SuperJam featuring Dan Auerbach and Dr. John • STS9 • Big Boi • Scissor Sisters ……

マンチェスターといっても、米南部テネシー州の街ですね。700エイカー、つまり86万坪弱(よけいわかりにくかったりして)の大農場で行われる、ロック(とヒップホップ)系中心のフェス。2002年に始まった比較的新参のフェスですが、DVDが出たりとかもして、わりと業界要注目のイヴェントとなっています。今年は10周年の記念イヴェントでもありますし。目玉的スーパースターは、エミネム。リル・ウェインも今現在魅力的な1人ですね。新たなる注目勢として、アーケイド・ファイアー、マムフォード&サンズ、フローレンス・アンド・ザ・マシーンらグラミー授賞式クラブ2011フレッシャーそろいぶみなのがお得感有り。そしてヴェテラン勢で楽しみなのが、主要三羽烏の集う伝説的ロック・バンド、バッファロー・スブリングフィールド。ドクター・ジョン、オリジナルのミーターズ、アラン・トゥーサンら、ニューオリンズの重鎮大セッションも、頭で想い描くだけでわくわくします。2009年のグラミー授賞式の顔だったロバート・プラントとアリソン・クラウスがそれぞれのバンドと共に出るのもいいですね。なんか、スペシャル・ジョイント・セッションみたいなものがハプニングで行われそうな予感有り。というわけでロック(とヒップホップ)のカテゴリーの中で新・旧、音楽性のバランスが比較的とれたラインアップですね。偏らずに観ればそれなりにオナカは満たされそう。

CMA MUSIC FESTIVAL

2011.6.9→12 Nashville Riverfront Park

Jason Aldean・Sara Evans・Brad Paisley・Zac Brown Band・Lady Antebellum・Reba・Sugarland・Keith Urban・Trace Adkins・Little Big Town・Martina Mcbride・Rascal Flatts・The Band Perry・The Janedear Girls・Miranda Lambert・Darius Rucker・Taylor Swift ……

さすが、1972年に始まったカントリー音楽協会主催のフェスですね。今、観たいと思うアーティストがズラリ勢ぞろい。スーパー・アイドル、テイラー・スウィフトを頭に、新世代人気3グループ、レディ・アンテベラム、シュガーランド、リトル・ビッグ・タウンを配し、それよりもちょっと前・後の注目株が、すべて集う、という、みずみずしくもそつのないラインアップとなっています。リーバ、マルティナ・マクブライド、サラ・エヴァンスを始め、旬のミランダ・ランバートに至る本格派を核として、女性陣が多めとなっているのも、華やかなムードをつくりだしていますね。ヴェテランのラインが薄いのが惜しいといえば惜しいし、力一杯、売れ線を集めているのが、臭いっていえば臭いかも。ま……しかし、そのへんはいつもの事。カントリーに冒険心は望めないですしね。私は、フーティー&ザ・ブロウフィッシュからのフェイヴァリット・アクトで、今や、稀なブラック・カントリー・シンガー・ソングライターとして知られるダリアス・ラッカー、新感覚のカントリーで人気急上昇のニューカマー三姉弟、ザ・バンド・ペリー、もはや21世紀新世代のリーダーシップを司るといってもいいラスカル・フラッツが、本文中一番上の4アクトと並び、少しはそのへんも担ってくれると思っていますが……。変に重くならずにスカッとフレッシュにカントリーを楽しめそうな感じです。

PLAYBOY JAZZ FESTIVAL

2011.6.11→12 Los Angeles Hollywood Bowl

Dianne Reeves・The Roots & Terence Blanchard・Fourplay featuring Bob James, Nathan East, Chuck Loeb and Harvey Mason・Eddie Palmieri Salsa Orchestra・Buddy Guy・Naturally 7・Harmony 3 with Ronnie Laws, Walter Beasley and Stanley Jordan・Cosby All Stars・Geri Allen・SFJAZZ Collective・John Scofield & Robben Ford・Pee Wee Ellis, Fred Wesley and Vusi Mahlasela ……

プレイボーイ(正しくはそのエンタープライゼズ)誌主催のジャズ・フェス。第1回は1959年シカゴで行われましたが、’79年の第2回が本格的始動となりました。ジャズなのでそもそもすべてを内に含むものといえますが、ブルーズ、サルサ、ファンク等色々な音楽性が交わったイヴェントとなっています。ギタリストは替わりましたが、既にフュージョン・アクトの中心的存在フォープレイ、クロスオーヴァー・エイジのディーヴァの1人ダイアン・リーヴス、ヒップホップ・ジャズのザ・ルーツとテレンス・ブランチャードのコラボレイションなどを頭に、結構彩り豊か。サルサのエディ・パルミエリ、ブルーズのバディ・ガイ、ファンキーなフュージョンのロニー・ロウズ等の熱いパフォーマンスも楽しみですが、トリビュートものがなかなかおもしろそう。ステフォン・ハリス、グレッグ・オスビー、デイヴィッド・サンチェスらリーダー格のプレイヤーが集い、スティーヴィー・ワンダーの楽曲群にチャレンジ。ふんわりとしたいい雰囲気に抱かれるのが目に見えるようです。ジェイムズ・ブラウンのそれもまたいい。正に生前彼が支えられていたバック・バンドのリーダー、フレッド・ウェズリーとエース、ピー・ウィー・エリス等が、自らそのファンク・サウンドを讃えるのですから、良くないわけがありません。いずれにしろ、本場物は本場物。音楽的伝統を肌で知る良い場となるでしょう。

少し長くなってしまいましたので、小休止。

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