Over You RAPHAEL SAADIQ
Sotri Ego Iz Memory VIKA DAJNEKO
Set Fire To The Rain ADELE
Who You Are JESSIE J
Jar Of Hearts CHRISTINA PERRI
Montezuma FLEET FOXES
The Glorious Land PJ HARVEY
Albatross WILD BEASTS
Corriente Vital OJOS DE BRUJO
Anger Never Dies HOOVERPHONIC
Lluvia Al Corazon MANÁ
Je Veux ZAZ
Exit Music (For A Film) BRAD MEHLDAU TRIO
<極私的ベスト13 JBL & Apple & InMyHeart 2011.5.23>
2011年5月16日~5月22日、我が家のJBL、Appleそれぞれのオーディオ、そして心の中で回数多くプレイされた13曲をピックアップ。
トップ5はそれほど変わりありませんが、6位以下にニュー・エントリーが4曲。内1曲ザーズは、リヴァイヴァル・エントリーとなります。昨年突然彗星の如く現れ、ブレイクアウトを果たした仏女性シンガー・ソングライター。私にとっても1年程前からずっとロング・ヒット中のアーティストですが、NHKの”Amazing Voice”でとりあげられていたのを観て、再び火がついてしまいました。エディット・ピアフの系統継ぐ新感覚のシャンソンですが、センスそのものはジャズっぽく、フォーキッシュな面も感じられ……と一筋縄ではいかない音楽性がたまりません。なんといってもキュートなハスキー・ヴォイスがチャーミング。天真爛漫享楽的な雰囲気がまわりを包みます。V13の3.7付で未だランク入りしていた”Éblouie Par La Nuit”を始め、”Les Passants”等佳曲ぞろいですが、誰もがびっくり得意技のてのひらホーンのスキャットが決まった”Je Veux”がカムバック。
ではいつものようにそのほかの初エントリー曲解説を。
フリート・フォクシーズは、1986年3月30日シアトル生まれのシンガー・ソングライター&ギタリストのロビン・ペックノールドが、2006年、ギタリストのスカイラー・シェルセットと共につくった米国の新鋭6人組ロック・バンド。現メンバー6人の内5人までが髭面男というむさくるしいルックスと似つかわしくない、さわやかなサウンドが心をしっかりとらえます。牧歌的である点は似つかわしくもあるんですけどね。”Montezuma”は、リリースされたばかりの2ndアルバム”Helplessness Blues”(救いようのない青ズ……違うかあf^.^; けれど、あまりブルージーじゃないのも確か)の1曲で、シアトルという土地柄ゆえか、米国人らしからぬ、バロック・スタイルの叙情的な英国系フォーク・ロック。コーラス・ハーモニーが美しくしなやかに浮かびあがります。未だ少し気が早い話ですが、もしかしたら私にとっては’11年のベスト・ロック・バンドになるかも。まァ、全体的にロック勢がいまいちですからね(shhhhh!)。
PJハーヴェイは、’69年10月9日、英ドーセット生まれのオルタナティヴ・ロック系異端女性シンガー・ソングライター。案外声はハイトーンで女らしく愛らしいのですが、へたにさわるとやけどしそうな凄みあり。”The Glorious Land”は、海を臨む断崖上に建つ、故郷の19世紀の教会でレコーディングされた、’11年リリースの8thスタジオ・アルバム”Let England Shake”のシングル曲。ロシアの古民謡をベースにした詞をもつ、今の世を憂う厭戦反体制ソングで、ギターを核としたオルタナティヴ=フォーキッシュなサイケデリック・ロックとでもいえましょうか。ドアーズの”The Unknown Soldier”スタイルふうに、英アイリッシュガーズによる近衛軍連隊ラッパの音をサンプリングしてつくられました。出口無し的なムードが漂う今の世にその強いメッセージがしっくりはまります。
ワイルド・ビースツは、英国湖水地方南部のケンダルでつくられた、’04年本格デビューの男性4人組ロック・バンド。音楽賞にもからみ、高評価を得た’09年リリースの2ndアルバム”Two Dancers”で広く世に知られています。”Albatross”は、リリースされたばかりの3rdアルバム”Smother”の1曲。’80年代風シンセ・ロマンティックな味わいをもつ、ドリーミーなアート・ロックが心地良し。フェザー・タッチのファルセット・ヴォーカルがふんわりたゆたいます。
