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Japanese Billboard Hits 日本人アーティストの海外進出狂想曲<1>
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“Eternal Songs Kaleidoscope”(長いよね)でおとどけした”Sukiyaki”ストーリー。書いていてやはり六・八・九トリオの歌はいいなとしみじみ思ってしまいました。こんな時だからなおさらですね。というわけで、そんな”Sukiyaki”からのスピンオフ・コラムを一つ。まずは、クイズからまいります。
かつて米Billboardのシングル&アルバム・チャートにランクされた日本人アーティストはどのくらいいるのでしょうか? 日本人名義メインのクレジット、種目別を除く両主要ランキングのそれぞれ100位圏内にランクされたものを数えるとして(オムニバスの1曲とかも除く)。
答は、11組……プラスアルファ。
日本人が誇る世界的スタンダード・ヒット曲”Sukiyaki”の坂本九を頭に、ヨーコ・オノ、ツトム・ヤマシタ、冨田勲、ピンク・レディー、イエロー・マジック・オーケストラ/坂本龍一、YUTAKA(横倉裕)、喜多郎、LOUDNESS、松田聖子、宇多田ヒカル。さらに、グループのメンバーとして、ディー・ライトのテイ・トウワ、フェイセズのテツ・ヤマウチ、シンプリー・レッドの屋敷豪太等幾人か数えられますが、きりがないので……。惜しかったのは、dj honda。ちなみにこのテの話でよくその名が上るKODA(倖田來未)はHOT100にエントリーしていません。シングル・セールスのチャートで最高第19位にランクされましたが、総合的ランキングの100位圏外。マスメディアでもそのへんがよく誤ったかたちで(わざと?)報じられているので、惑わされることなきよう。
たったそれだけ? そうたったそれだけなのです。ジャマイカ系アーティストの半分弱にしかなりません。全世界で二番目にCDが売れているような我が国のアーティストがです。しかもその成功組にしたって、実際、本当に進出したといえるのはあまりいません。ほとんどがイッパツヤですからね。<つづく>
