1970年4月10日……41年程前のこの日、何があったか覚えていたら、まァ、マニアでしょうね。マニアックではまるでないビートルズのエピソードではありますが。ポール・マッカートニーが1stソロ・アルバム”McCartney”のリリースを1週間後の17日に控え、ビートルズを離れることをあきらかに。すでにその前年秋、陰でジョンが、そしてとうとう公の場でポールが、というわけで、事実上解散宣言を発したのがこの日だったのです。
当時私は、それを或る国際的イヴェントで買おうと目論見、そうしました。イヴェントは、日本万国博覧会。ゆえに、私の’70年万博随一の想い出は、正にこの”独り”の熱さがひしひし伝わってくるアルバム……今でもそれは変わりません。そんなわけで私にとっては、ポールを通じ、ビートルズの解散新出発と重なって浮かんでしまうイヴェントですが、フツーはもちろんもっとまともな別の新時代を感じさせてくれたもの、として心に刻まれています。
たとえばそのエピソードの一つ。
1970年3月14日、竹やぶだった大阪千里丘陵をきりひらいた大阪万博会場の灯をともしたのが、日本初の軽水炉をもちいる商業原子力発電所・敦賀1号機からの原子力電気……そのお披露目でした。以後我が国の原子力発電は急ピッチで進められていったのです。いずれ来る(かもしれない)”メルトダウン”へ向かって。
