2011.4.9付Billboard200で初登場6位にランクされた“SONGS FOR JAPAN”。
まずは前半分、どんなアーティストのいつごろの曲か、を。
Imagine (Remastered) / John Lennon いわずとしれた”カリスマ”ビートルの1971年の米トップ3ヒット(’75年、英6位……’80年、射殺後No.1)のリマスター・ヴァージョン。グラミー殿堂入り曲がトップに収められています。
Walk On (Radio Edit) / U2 アイルランド産随一のロック・バンド、2000年の10thスタジオ・アルバム”All That You Can’t Leave Behind”からのシングル。アウン・サン・スー・チーの事を歌い、捧げられたものです。’01年、9.11ニューヨークの救済支援番組”America: A Tribute to Heroes”で歌われました。英5位。グラミー賞レコード・オブ・ザ・イヤーに輝いています。
Shelter From The Storm / Bob Dylan ’75年、15thスタジオ・アルバム”Blood on the Tracks”の1曲。’78年の初来日公演のレパートリーとしてもおなじみですね。もちろんその後”At Budokan”収録曲にもなりました。
Around The World (Live) / Red Hot Chili Peppers 米オルタナティヴ・ロック・バンドのエース、’99年、アルバム”Californication”収録曲のライヴ・ヴァージョン。発表後の2000年新年早々日本でツアーが行われていましたね。SUMMER SONIC 2011のヘッドライナーですが、どうなるでしょうか……。
Born This Way (Starsmith Remix) / Lady GaGa 早くから日本支援活動をくりひろげてくれたスーパースターの’11年、Billboard通算1000曲目、栄光のNo.1ヒット。当企画独自仕様のヴァージョンで。リミックスはいつもおなじみ、22歳の英エレクトロニック・アーティスト、フィンレイ・ドウスミス。
Irreplaceable / Beyonce R&B界のトップ・スター、’06年、2ndアルバム”B’DAY”からの3rdシングル。米10週連続No.1ヒットを果たしています。ちなみにこのアルバムのリリース日9月4日(ビヨンセの誕生日)、日本武道館で”HAPPY B’DAY PARTY”という同アルバム収録曲の世界初披露ライヴが行われました。
Talking To The Moon (Acoustic Piano Version) / Bruno Mars 昨年突如彗星の如く現れ、スターダムへ。グラミー賞獲得も果たした米男性シンガー・ソングライター、’10年のデビュー・アルバム”Doo-Wops & Hooligans”収録曲のピアノ・アコースティック・ヴァージョン。
Firework / Katy Perry 旬の米ポップ系女性シンガー・ソングライター、’10年の2ndアルバム”Teenage Dream”からの3rdシングル。スピリチュアルな応援歌ですね。米No.1ヒット、2百万枚突破を果たしています。
Only Girl (In The World) / Rihanna バルバドス生まれのR&B系女性シンガー、’10年の5thアルバム”Loud”収録曲。リード曲として、米No.1ヒットとなっています。
Like I Love You / Justin Timberlake 米男性ダンス・ポップ・スター、’02年のソロ・デビュー・アルバム”Justified”からの1stシングル。米11位にランクされました(英2位)。
Miles Away (Live) / Madonna 米女性スーパースター、’08年の11thアルバム”Hard Candy”からの3rdシングルのライヴ・ヴァージョン。そもそもはTVドラマ『CHANGE』のテーマ曲として、我が国のみのシングルとしてリリースされたものですね。米国内においてはダンス系で少し当たったものの、ヒットにはいたらず。
When Love Takes Over / David Guetta (featuring Kelly Rowland) 仏人気DJ&プロデューサー、デヴィッド・ゲッタの’09年の4thアルバム”One Love”からのリード・シングル。そもそもは’08年のDJセットでプレイされていたインストゥルメンタル曲に、米女性R&Bシンガーのケリー・ローランドが歌でコラボレイションしたものです。ヨーロッパNo.1、英No.1、米ダンス・クラブ系年間No.1。
Love The Way You Lie (Clean Version) / Eminem (featuring Rihanna) 米白人スター・ラッパー、エミネム、’10年復活の7thアルバム”Recovery”からの2ndシングル。リアーナのすばらしいヴォーカルがフィーチャーされています。米7週連続トップ。エミネム通算4曲目、リアーナ通算7曲目のNo.1ヒットとなりました。そのきれいなヴァージョン……俗悪言葉無し、つまりさびぬき(?)ヴァージョンですね。
Human Touch / Bruce Springsteen 米スーパー・ロッカーBoss、’92年のアルバム”Human Touch”のタイトル・シングル。”Better Days”とカップリングでリリース、米16位にランクされています。
Awake (Live) / Josh Groban 米クラシカル・ポップの貴公子、’07年(’08年リリース)のライヴ・アルバムのタイトル・トラック。そもそもは2百万枚突破を果たした’06年の3rdアルバムのタイトル曲として知られています。
Better Life / Keith Urban ニュージーランド生まれの豪男性カントリー系シンガー・ソングライターによる、米カントリー・ソングNo.1にランクされた曲(ポップ系総合で最高第44位)。
One Tribe / Black Eyed Peas 米人気ヒップ・ホップ・チームによる’09年リリース、米・英・欧のアルバム・チャートでNo.1に輝く(日本第2位)5thアルバム”The E.N.D. “の1曲。
Sober / P!nk 米尖鋭女性シンガー・ソングライター、’08年リリースの5thアルバム”Funhouse”からの2ndシングル。米15位にランクされています(英9位)。ちなみにこの曲でグラミー賞候補になりましたが、獲得成らずでした。
It’s Ok / Cee Lo 米ヒップ・ホップ&ソウル系シンガー・ソングライター&ラッパー、ナールズ・バークレイのヴォーカリストとして知られる彼の’10年の3rdアルバム”The Lady Killer”からの”Fuck You”に次ぐシングル。英20位にランクされています。
